今週の水曜日YS横浜にとって初めてとなるJリーグYBCルヴァンカップの舞台は、水戸をニッパツ三ツ沢球技場に迎えての一戦となった。
結果は後半にYS横浜が先制点を奪って、その後DF柳雄太郎選手がイエローカード2枚をもらって退場。
残り10分を数的不利の状況で戦うことになったのであるが、最後まで水戸に得点を許さず勝利を飾った。
ほぼベストメンバーで戦ったYS横浜は水戸に対して勝利を飾り、見事に結果を残した。
倉貫一毅監督体制がスタートしたYS横浜。
ここ数年はポゼッションを軸とする個性的なサッカーで話題を集めていたYS横浜だった。
中2日という厳しいスケジュールに対して、YS横浜の先発は、ほぼリーグ戦メンバーと変わりなかった。
この試合で、前節のリーグ戦から変ったメンバーは、SH大越寛人選手(#26)、ボランチ中里崇宏選手(#50)、CB藤原拓也選手(#3)の僅かに3名だけだった。
FW脇坂崚平選手(#14)、萱沼優聖選手(#9)トップ下道本選手(#23)などの主力の選手は先発出場した。
その試合をダイジェストで視聴したので、感想を。
13分にエリア内に進入した脇坂崚平選手が、ルーズボールに対して足を伸ばすも、相手GK春名選手が先に反応したことで衝突。イエローカードを受ける。
ここまではJ3のYS横浜が、モチベーションの高さを見せて勢いのある状態が続き、そこにできたスキを水戸が突いていく展開。
徐々に水戸がボールを保持する時間が増えて主導権を握り始める。じわりじわりと押し込みながら、YS横浜のゴールに近づいていく。
そのような中、均衡を破ったのはYS横浜だった。67分、FW道本大飛選手(#23)がタメを作ってエリア右のスペースへスルーパスを出す。
走り込んでいた松村選手(#32)がダイレクトシュートでネットを突き刺し、ホームチームが先制に成功した。
さらに、70分には脇坂選手(#14)がドリブルで相手DFをはがしてエリア内に進入。エリア左から自らシュートを放ったが、これはわずかに枠から外れた。
YS横浜は77分に前線2人の交代を交代。萱沼選手と脇坂選手に代えて、ピーダーセン 世穏選手と、この日がデビュー戦となるルクマン・ハキム選手がピッチに入った。
終盤まで前線に枚数をかけていく水戸であったが、YS横浜が全員で粘り強い守備を見せてゴールに近寄らせない。
1点を守り切ったJ3 のYS横浜が、J2の水戸から勝利。
初舞台となったルヴァンカップで大金星を挙げた。
本日の対戦相手であるYS横浜の主力メンバーは中二日の間隔で試合に臨むことになる。
それでもYS横浜はホームでJ2の水戸に勝利して気分よく試合に臨んでくることでしょう。
山雅とすると、ここは準備万端で試合に臨むことになるであろうから、相手に走り負けるわけにはいかない。
そして試合終盤は相手の足も止まるはずであり、ここは走力を活かして相手裏を狙うような攻撃を展開してくださいな。
山雅のホーム開幕戦での勝利は今から7年前に遡る。
2017年J2リーグで千葉との対戦3対1で勝利した後は勝利を届けられていない。
今回は7年ぶりとなるホームでの勝利を届けてくださいな・・・