<背番号33番の覚醒・・・>ツヨクナルための提言(その7) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

一昨日松本山雅はミネベアミツミFCとトレーニングマッチを実施して結果は山雅が 6対2 での勝利であったとアナウンスされていました。

 

ミネベアミツミFCってどこのサッカークラブかと思って調べてみると、宮崎県にあるミネベアミツミの子会社が運営するサッカークラブで、元はJFLの本田ロックSCから昨年名前を改称したようです。

 

あの有名な『ロック総統』は未だ存在しているのでしょうか・・・

 

試合は滝選手、菊井選手、そして今季新加入の佐相壱明選手が得点を決めていました。

 

そんな中で2本目、3本目で3得点を挙げてハットトリックを決めている選手がいるじゃありませんか。

 

その選手は昨季神奈川大学から入団してくれて今季2年目となる新井直登選手です。

 

そして先の桃山学院大学とのトレーニングマッチでも新加入選手の安藤翼選手や、前田陸選手と共に得点を決めた選手が新井選手でした。

 

新井選手は昨年での公式戦の記録は残っていないのであるが、今季は心機一転頑張ってFWの一角を担って勝利に貢献してくれるのではないかと期待がかかります。

 

先日高井和選手のけがによる長期離脱のニュースが飛び込んできた後だけに、にかかる期待は大きなものになるでしょう。

 

新井選手のプロフィールを調べてみても、あまり目立った情報もなく高校大学時代も輝かしい記録を残していない選手です。

 

彼は川崎市立橘高校から神奈川大学に所属していたFWの選手。

 

大学でもトップカテゴリーでやっていたわけではなく、いわゆる鳴り物入りのタレントではありません。

 

プロへの意識が芽生えたのは神奈川大2年の時。それまでは「夢のまた夢」と考えていたが、GKとしてJ1のC大阪などでプレーした伊藤友彦コーチから「プロになれるよ」と声をかけられたことがきっかけだったという逸話が残っているようです。

 

そこからサッカーに取り組む意識が変わり、松本山雅への練習参加をきっかけに首脳陣の目に留まり、プロへの道を切り開いた。

 

公立の中学、高校で部活動に取り組み、大学時代も主力に定着したのは最終学年になってからのようです。

 

高校、大学と基礎を大切にするチームらしく、ボールを正確に止めて蹴るという基礎技術が身についた。

 

そのうえで彼の持ち前の特徴である、ゴールに向かう推進力と、ミドルからでもゴールを狙えるシュート力に拍車がかかった。

 

彼の特徴は緩急の変化とトップスピードまでもっていく加速力にあるという。

 

一瞬で加速してフィニッシュに至る動きには独特の魅力があります。

 

アタッカーに点を取らせる仕組みを植え付ける、霜田正浩監督のサッカーでどう得点能力が開花していくのか・・・

 

それでも彼の実力は未知数であり、これからの伸びしろはまだまだあるとみた。

 

ひな祭りである3月3日生まれで背番号は33を背負うこととなった。

彼のコメントを掲載します。

「最初の方は全然、整理ができなくて、技術面でも付いていくことが厳しかったりしたんですけど、徐々にやりたいことが理解できてきて。

 

あとは技術を上げていくことが大切だと感じてます。」

 

「自分の特長を出して勝利や昇格に貢献し、応援してもらえる選手になりたい。

 

 試合に出るだけじゃなくて、出続けて結果も出していきたい」

 

と、彼の2年目にかける思いは強く、今季は貪欲にゴールやアシストを積み上げて欲しいところです。

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