<サッカーの醍醐味とは・・・>アジアカップを視聴して(その2) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
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日本代表がアジアカップ予選で何とかグループDを2位通過したのであるが、ベスト16で対戦国がどこかというところに注目が集まった。

 

そして昨日行われたグループリーグE組の最終戦を実施。

 

首位通過チームが決勝トーナメント1回戦で日本と対戦する状況のなか、大波乱の末に思わぬ展開となった。

 

E組は第2戦でヨルダンと韓国が引き分けに終わり両者が勝ち点4で、得失点差では2点上回るヨルダンが首位。

 

そして、勝ち点3のバーレーンが3位から追いかける展開で最終戦がスタート。

 

この3チームが日本との対戦可能性を残し、韓国がマレーシア、ヨルダンがバーレーンとそれぞれ対戦した。

 

韓国体マレーシア戦をダイジェストで視聴したのであるが、予選敗退が決まっているマレーシアが意地を魅せて韓国を最後まで苦しめた。

 

後半は手に汗握る展開に、後半の38分に韓国が直接FKを決めて何とか同点に追いつくと、アディショナルタイムにはPKを獲得し、エースFWソン・フンミン選手が決めて3-2の再逆転。

 

これで首位通過かと思われた試合のラストプレーになろうかというタイミングでマレーシアが再び同点ゴールを奪って3対3のドローで試合を終えた。

 

もう一方の試合では3位だったバーレーンがヨルダンに1対0で勝利して勝点6となり首位通過が決まった。

 

その結果、ヨルダンか、韓国が有力視された日本の対戦国は、まさかのバーレーンに決まった。

 

このようにアジアカップについては何処が勝利するか分からない展開で、全体的なレベルがアップしているという事ではないでしょうか。

 

トップクラスのチームとそれ以外の国々の「差」が、大きく縮まっているとも言える。

 

例えば、日本のグループではベトナムにしても、インドネシアにしても、しっかりとした質実剛健サッカーを基盤にしており、日本代表との差も僅差になってきている。

 

その理由を幾つか拾ってみることにします。

 

一つ目の理由は、いうまでもなく、国際化、情報化の進展ですよね。

 

トップクラスの試合や選手などのプレーをTVなどを通じて観ることができ、そのプレーや技術を習得することができる。

 

また次の理由として、インドネシアでは、韓国プロコーチ、シン・テヨン氏が、またベトナムでは、元日本代表監督であったフィリップ・トルシエ氏が、監督となって最先端の指導をしている事。

 

とにかく、以前は弱小国と考えられていた国々が、攻守に渡る戦術を、大きく充実させつづけていると感じる。

 

いまでは、優れたプロコーチが、国をまたいで活躍するようになったコトも含めて国際化の波は確実に訪れている。

 

インドネシアの選手たちの多くは、家族的なバックボーンも含め、フットボールネーションで育ったプレイヤーが多かった。

 

様々な「人種や文化」が、魅力的にミックスしている国家代表チームが多くなってきたという事も、今回のアジアカップで目立っていたポイントですね。

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