<新生YSCC横浜の戦力を分析する>(その1) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

今節対戦する相手はYSCC横浜となる。

 

昨年は新たに仲田建二監督体制で迎え、序盤戦から勝ち星に恵まれない時期が続いた。

 

5月には仲田監督に代わって星川敬監督が就任したが、大幅に戦況を変えることはできなかった。

 

終盤は少しずつ勝利も増えてきたが、結果的には8勝4分け22敗勝ち点28ポイントとなって16位でシーズンを終えることになった。

 

今季は星川監督が続投し、もう一度、上位争いをするためのチーム作りが始まった。

 

今オフには主力の多くの選手が抜けたが、一方でJ1やJ2といった上のカテゴリーを経験したことがある選手を補強しており、若手とベテランの融合が図られています。

 

今季2試合のフォーメーションは昨年と同様に3バックを採用して[3-3-2-2]の布陣。

 

2トップには萱沼優聖選手(#9)と若手の福田翔生選手(#21)を並べた。

 

萱沼選手はカターレ富山から鹿児島に移り昨年は八戸に移籍して31試合に出場し3得点を挙げている。

今季からYS横浜に移籍して背番号は9番を背負う29歳の選手。

 

福田選手は東福岡高校からFC今治に入団し、昨年は10番を背負ったのであるが得点記録は無く、今季からYS横浜に完全移籍した若干21歳の選手。

 

前節の鳥取戦では萱沼選手のスルーパスに抜け出した福田選手がPA内右から右足を振り抜いて、ネットを揺らして得た得点だった。

 

攻撃を牽引するトップ下には田原廉登選手(#24)菊谷篤資選手(#7)が担ったようです。

 

田原選手はYS横浜のジュニアユースで育ち、今季産業能率大学から新卒ルーキーとして加入した選手。

 

菊谷選手は聖和学園高校では3年次に全国高等学校サッカー選手権大会に出場した。

その後江戸川大学を経て、ドイツに渡りドイツ4部リーグでプレーした異色の選手。

 

21年に日本に戻りYS横浜に入団した。昨年は26試合に出場し1得点を奪っている。

 

攻撃的MFには他にルクセンブルク出身で横浜で2年目となるロリス・ティネッリ選手(#49)も在籍している。

 

また横浜FCなどで長らく主力を担い、昨年はJ2の水戸に移籍したベテランの中里崇宏選手(#50)なども前節では途中出場で出場した。

 

そしてボランチの真ん中を担いチームのかじ取り役となるのはエース番号を背負う山本凌太郎選手(#10)となる。

 

彼は横浜FCの下部組織で育ちトップチームに昇格したがなかなか出番が限られたため、20年YS横浜に完全移籍した選手。

昨年は22試合に出場して3得点を挙げている。

 

このポジションを担える選手とすると、元日本代表で実績十分の松井大輔選手(#22)も在籍しており、決定的な仕事ができる選手です。

 

昨年の9月にホームアルウィンで行われたYS横浜との対戦では試合では8,000人もの観客が集まったなかで行われた。

 

その中でも印象に残っているのは松井選手が攻守の起点となって活躍した姿であった。

 

山雅はこの試合で勝利して2位を確保しなければならなかった試合に敗戦を喫してしまった。

 

YS横浜はこの時点で下位に沈んでおり、楽勝ムードで迎えた心の緩みによる敗戦が、昨年の悪夢を招いた起点となったのだ。

今季のYSCC横浜は2試合で5失点を喫して

2連敗と勝ち星に恵まれていない。

それでも楽勝ムードで立ち向かうと、

足元をすくわれかねないという事を昨年学んだはずだ。

ここは気を引き締めて立ち向かう必要がある。

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