<第二の練習場の確保と整備・・・>小坂田公園グランドにハイブリッド芝 | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

松本山雅は現在、天然芝と人工芝のグラウンドが1面ずつある松本市かりがねサッカー場で練習しています。

 

選手は体への負担が少ない天然芝グラウンドでの練習を希望しており、第二の練習場を求めて色々と画策しているようです。

 

松本山雅のホームタウンの一つの塩尻市は、市内の小坂田公園にハイブリッド芝のサッカー場を整備し、利用可能時間の半分を松本山雅の練習場所として提供する計画を立てている。

 

新たに観覧席を設ける他、駐車場を増やし、多くのサポーターを受け入れる構想を描いている。

 

松本市かりがねサッカー場に加え山雅の新たな練習場所として期待を集めており、塩尻市は公園全体の再整備に合わせ、多目的運動場をサッカー場に整備する計画という。

 

それでも実現するのが、2023年度からの利用を想定しているようであり、早くも来年には完成されそうです。

 

そしてその天然芝のサッカー場整備のために6月12日(日)小坂田公園で行われた、塩尻市主催『松本山雅FCと一緒に「天然芝サッカー場」をつくろう!』が実施されたという報告が山雅のホームページに載っていました。

 

そのイベントには塩尻市長の小口市長そして、山雅からは飯田真輝CB²が参加した模様です。

 

そこに植える芝はハイブリット芝という事です。

ハイブリッド芝などを活用して人工芝と天然芝の両用をしながら芝の耐久性を上げる工夫が必要となります。

 

ここ塩尻市の小坂田公園の標高は約800mちかい。冬は冷え込み、夏は気温30度を超える日が多い。

ピッチは周囲よりも高い丘上の位置にあり、風通しは良いものの、塩嶺峠からの冷たい風が強い。

芝にとって「非常に厳しい環境」と言える。

 

ピッチは県民も競技などで使うこともあり、芝の耐用年数を十数年と想定するが、いずれは劣化する。

 

天然芝に人工繊維を組み込むハイブリッド芝のメイングラウンド(115m×78m)と人工芝のサブグラウンド(45m×35m)を設けることによって芝の耐久性を確保する計画です。

 

以前信濃毎日新聞紙上からの情報によると。

 

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年間の使用時間計480時間のうち、240時間を松本山雅の練習場所として提供する考え。

 

松本山雅は2週間に1回程度の練習試合(主に日、月曜)と、1週間に2回ほどの練習(平日)を希望。

残りの利用時間は一般利用に充てる計画。

 

観覧席はメイングラウンドの横に最大500席を新設。

多くのサポーターの来場を見込み、市は公園全体で最大560台分の駐車場を整備する計画。

 

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かりがねの練習場とは距離は離れていますが、地元のサポーターにとっては立地的にも行きやすい場所であり、ありがたい話です。

 

小坂田公園のある場所は標高も高く、気温も低めなので夏場の練習にはもってこいの場所となるでしょう。

 

塩尻市の観光名所としての活用も図られ、過去にあった塩尻市民プールの再開なども検討されているようで一石二鳥の取り組みと思うのです。

 

それにしても周辺に存在していた『信州農業公園チロルの森』は残念ながら昨年閉園してしまった。

 

園を所有するワールドインテック(北九州市)と、一部園内施設を所有する第三セクター・信州ファームが連携して後利用を模索しているようですが、未だ目途はたっていないようです。

 

ここの再利用も含めて再活性化が図られれば嬉しいのですが、何れにしても1年後が待ち遠しいですね・・・

(山雅ホームページより 小坂田公園『天然芝サッカー場』作りの様子)

塩尻市民の自分にとっては雁金サッカー場よりも行きやすいですし、

馴染みのある場所ですので来年の開園が楽しみです。

ここで実施されるトレーニングマッチなども観戦に訪れたいですね。

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