訓読み、音読み | 中村教授の愉快な毎日

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ブログの内容は筆者の個人的な見解であり、明治大学とは無関係です。

今日は、羅競老師がお休みということで、なんでお休みなのかかなり気になってしまう。

過去生、明朝、清朝、中国大陸の寺で、武術をやる僧侶として一緒だったのではないかと思われて仕方がない。

老師は寺で一番武術が得意で、一方、私は苦手、ひたすらお経を写していたのではなかったか。

それはともかく、甘いものも、塩からいものも、「餡」という。

不思議である。

華語では、xiàn で、「アン」とは違う。

が、漢和辞典を見ると、「アン」は唐音とかいてある。

だから、日本語の「アン」は、訓ではなく、実は音読みである。

漢音では、「カン」らしい。

広東語では、haam6 「ハーム」だから、日本語に近い。

なかなか、音なのか、訓なのかは、むずかしいことがある。

例えば、馬(ウマ)、梅(ウメ)は、訓ということになっているが、実は、日本語ではなく、中国語、つまり、もともとは音読みである。

mǎ 馬 、méi 梅 を見ればわかるだろう。

マ、メ だけでは日本人に発音しにくいので、「ウ」がついて、ウマ、ウメとなっただけである。