2024年11月15日(金) くもり
コンペンセーター強化ダイアフラムスプリングに換装して、エンジンが温まってからのかかりが悪いことは解消しました。
が、なんかプライマリーからコトコト音がする・・・・
しかし走りはいたってスムーズで快調なので、400kmあまり走ってきました。
でもやっぱりどうも気になる。
ということで、プライマリーカバーを外して確認します。
2006年式から採用のオートチェーンテンショナー

これまでショベルやTC88の手動チェーンテンショナーを見ていぢってきた自分はこれを見たとき
「おぉー、なんて素晴らしいチェーンテンショナーだ!」
ってな感想(感動)でしたが、実はこのオートテンショナー、ちゃんとテンションを調整しない(出来ない)という問題があって、これまでに何度も見直しされてきているそうです。
テンションが高くなってしまった場合(チェーンに遊びがない、伸びきった状態)は、最悪クラッチハブやインナープライマリーのレース(ベアリング)が壊れてしまうことがあるとか。
そうなるとなかなかやっかいだし、早いうちに気が付けばいいんですが、わからずそのままだといろんなところに影響が出てしまいます。
TC88の強スプリング式のカムチェーンテンショナーも問題がありましたねぇ
その後油圧カムチェーンテンショナーにして少しはよくなりましたが。
で、取り外したプライマリーカバーの裏を見てみると

削れていました。
この↓箇所でチェーンがたるんでカバーに接触していたのですね。

ということは、自動的にテンションを調整してくれなかったのでしょう。
この音と削れ、よくある現象らしく、ネットでも多数見て取れます。
今回のコトコト音の原因でしょうね。
ダイヤフラムスプリングを換装する前までは音はしなかったんですが、ばらしたせいでチェーンテンショナーの調子が悪くなったのか!?
サービスマニュアルには、「プライマリーチェーンテンショナーによるチェーンの調整は、車両を走らせて初めて完了する。」と記載してあるんです。
なので、強化スプリング換装後にしばらく走行し、プライマリーカバーを外して確認してみたのですが、マニュアルの「車両を走らせて完了」していなかった(張りが弱い)。
しかたがないので、チェーンテンショナーを手動で動かしてテンションを調整(張った)した結果、音は少し小さくはなったけどまだ音がする。
ということで、今回のプライマリーチェーン確認は2度目なんですが、やっぱりテンションが緩くなっていたというか、カバーに干渉しないほど自動的に張ることはなかった(テンショナーが動かなかった!?)です。
このテンショナーは張るほうには動きますが、緩むほうには動かない構造になっていますね。
アクセルワークや走り方、路面状況によってプライマリーチェーンが動く(たわむ)と、テンショナーは張る方向に動く。
それが続くとプライマリーチェーンが張りすぎになる。
張りすぎても緩む方向にはテンショナーは動かない。
結果、クラッチハブやインナープライマリーのレース(ベアリング)が壊れてしまうということになるのでしょうか。
新しいミルウォーキーエイトも同じような構造のテンショナーですよね!?
改善はされているのでしょうか!?
そこで!
HAYDEN ENTERPRISES INC
M6 オートマチック チェーンテンショナー

結構定評がある(あった)チェーンテンショナーですが、このメーカー、ネットで検索してもHPは出てこない、ブログも数年前から更新がない・・・もうこの会社はないのかなと思ったのですが、どうも会社はやってる(ある)ようです!?
日本にはほとんど在庫がない(取り扱い修了とか)ようですが、ebayとかを見ると海外にはまだまだたくさんある感じ。
ほかに良さそうなものもないし(見つからないし)、また今のチェーンテンショナーを使っていくのもどうかなと思うので、とりあえずこれを取り付けてみることにしました。
シューの中に大小ふたつのスプリングを挿入します。

プライマリーのインナーカバーに取り付けました。
この↓間が3/8インチ(約9.5mm)より多いときには・・・

このシムを挟んで調整します。

これが必要になるということは、チェーンが伸びているということ。
自分の場合はこのシムは必要ありませんでした。

プライマリーカバーを元に戻し、オイルを入れて完了

早速かるく試走してみましたが、あのコトコト音はなくなりました。
ハーレー純正のオートテンショナーのつくりは凝ってはいますが、このヘイデンのオートテンショナーのつくりはいたってシンプル。
シンプルイズベストといったところでしょうか。
追記
2024年11月16日(土) くもり時々晴れ
高山(ちとせで焼きそば)まで往復220kmあまり走ってきましたが、異音はもちろんなく、とても快調でした。
あと気になるのが、シューの減り(摩耗)具合。
次回のプライマリーオイル交換時にカバーを外して確認してみたいと思います。