2024年8月14日(水)~21日(水)
ツーリング時にちょっと何かを買って帰る、持ってい行くために、ステーを作ってトップケースやパンを取り付けていました。
しかし最近は取り付けていません。
それはやっぱりなんか野暮ったいし、スタイル的にトップケースがないスッキリスタイルが気に入っている、ということはあるんですが、それだけではなく、そのオリジナルステーの欠陥がわかったのでした。
トップケース(パン)を取り付けた状態で少し大きなギャップを走るとリアのほうから「カツン」という音が・・・
止まって確認するもどこかが緩んでいるとか、干渉していることもない(わからない)のでしばらくそのまま走っていると、またギャップで「カツン」
帰ってからリア周りを調べるためにトップケースとステーを外し調べると・・・
リアのブレーキキャリパーの上部に傷がありました。
そう、車体が沈んだ時にキャリパーの上部がステーに取り付けたプレートに当たっていたのでした。
キャリバーが壊れなくてよかった。
自分の設計が甘かったですね、完璧なステーだと思っていたのですが。
ということで、最近はずっとトップケース(ステー)は外した状態で乗っています。
現在の仕様
ツールバッグはデグナー NB-24
それなりの容量があるのでここにETC本体、リキャリブレーションユニット、そして最低限の工具を入れています。
スタイル的にはこれが一番好きです。
最近は休みになったら朝から雨が降っていて、なかなか走ることが出来ません。
そうするといろいろ考えてしまうわけですねー、なんかいぢることがないかなと・・・・・
そしてまた考え出したのが、上記のトップケースのこと。
これまでのように、リアにドカッとケースを取り付けるのではなく、リア周りをスッキリさせたままでほどほどにモノを入れることが出来るスタイルにならないかといろいろ考え・・・
ここから今回の本題
ステーを加工します。
ステーにφ10mmの穴をもう1か所あけて、少しカットします。
穴をあける位置とカットする位置をケガキました。
まずはφ10mmのドリルで穴をそれぞれ1か所づつあけました。(〇で囲んだところ)
真ん中の穴の右横のケガキ線はカットライン
切断機で9mm厚の鉄板をカットします。
カットした部分の角を軽く面を取りました。
これまでの取り付け(使用)によって、またステーをカットした部分の塗装が剥げたりしたので、この際全体をサンディングして整え、再塗装することにしました。
中性洗剤で洗ってからアンダーコートを塗ります。
3度塗りして完了
アンダーコートはその名のとおり、車のシャシーの下などの防錆用塗料です。
塗りやすくムラにならず防錆効果もあり、少し粗目のリンクル塗装といった感じの仕上がりです。
新たに設計して(というほどのことはないけど)鉄板屋さんにプレートをオーダー(3.2mm厚のボンデ鋼板)
これにもアンダーコートを塗りました。
この状態で数日乾燥させました。
干渉しそうなベルトカバーは外してフレームに取り付けました。
ETC本体とリキャリブレーションユニットはカーハートのツールロールに収めてシートスプリングに取り付けています。
バッグの傷防止と滑り止めに、プレートの上にスポンジシートを貼りました。
そしてここに・・・
デグナーのマフラー側対応のサドルバッグ(NB-44)
ハーレーの場合(ツーリングモデルは除く)、サドルバッグは通常左側(マフラーと反対側)に取り付けますが、このバッグは右側のマフラーの上に取り付けるバッグなので、高さが低く抑えられています。
これを今回作ったステー(プレート)に載せて、シートスプリングに固定します。
プレートでバッグを支えるのでしっかりするし、バッグの高さはシートと同じくらい、また奥行はプレートがちょうど隠れるくらいまでなので、リア側はスッキリ感が残るスタイルで、ほどほどモノを入れることが出来るようになりました。
追記(8月23日)
ステーとプレートを固定するステンレスの六角ボルトが目立ちすぎるので、ブラックのボタンヘッドボルトに取り替えました。