女性の相談は、
「話を聞いて欲しいだけ」「共感して欲しいだけ」ってことが多い。
でも、男性は、はりきってアドバイスしようとする・・・
男と女は、こんなにも考えていることが違うのです。
最近、ある経営者の男性社長とその奥様と
両方から占いの依頼を受けました。
行って見れば、占いというよりは
ただの相談・・・・という感じでしたけど。
面白いのは、両方とも見事に相手に
「こうあって欲しい」というのがズレていること。
激しくすれ違っているなあ・・・と思いました。
奥様の方は、だんな様にわかってもらえない
気持ちを延々と話しだし、
これは人生相談か?
私は愚痴の聞き役か?それともケンカの仲裁役か?と
思ってしまいましたよ~。
男性脳と女性脳、両方の要素を持っている私。
お互いの気持ちがよくわかりましたので、時間をかけて
「翻訳」をいたしました。
自分より目上の方、年上の方に少々生意気なご意見を
伝えたい時、タロットカードはとっても役に立ちます。
私の意見ではありません。
だって○○様がひかれたこのタロットカードが
そう言っているんです。
○○様が自ら引いたこのカードがXということは、
本当のお気持ちは、こうなんですね、と
いうようなことを言うと、たいていは黙るか、しぶしぶ納得してくださいます。
女は共感の生き物。
アドバイスは不要だからわかって欲しい。
会話に効率を求めていない。ただうんうんって笑って
聞いてくれるだけでOK.
男は「役に立ちたい・尊敬されたい」生き物。
ただ聞いているだけって意味がわからない。
話を聞くからにはアドバイスしなければ。
頼れるところを見せてやろう。
もちろん例外はありますが、たいていこんな風に
すれ違っていることが多いんです。
だから相手が「こんな風に言われたい」ということを
理解して相手がのぞむ言い方・言葉をかけてあげられたら
お互いとってもハッピーになるんです。
そんなこと、なかなかできないよ、と思うかもしれません。
でも、お互いは鏡。
あなたがちょっと先に歩み寄れば、相手だってやっぱり変化
するんだって思います。
#過去の記事を修正しました
占い相談の現場からでした。