昔、ひどいパワハラに遭ったことがありました。
社長とふたりだけの小さな職場で
社長はすごく優しい人だと思ったのに
キレたら手につけられない人だった。
最初は、出入りの業者さんたち。
キレてしまうと、人が変わったように
ひどい言葉で怒鳴りつける。
それも、1時間も2時間もずっと。
その空間にいることがつらくて怖くて
本当にしんどい時間だった。
キレる理由も、スイッチがわからない。
ある日、その怒りがとうとうわたしに向きました。
社長に、書類にハンコをもらおうとしたら
社長が電話中だったので
その書類をデスクに置いて、
違う仕事をしていたときに
電話を終えた社長が、その書類に気づいて
「・・・おい」と声をかけてきた。
声色がもう、違ってた。
ふだん優しくて「おい」なんて言わない。
わたしが「はい」と振り向いたら
もう顔つきが変わっていて
「お前は、俺にこの書類を確認しろって
ただここに置いておいたのか」と。
びっくりして、わたしが
「いいえ、さっきお電話中だったので
あとでお願いしようと思っていました」
と言っても、わたしの言葉は耳に入らず
ひたすら大声で怒鳴りはじめた。
2時間。
何がなんだかわからなかった。
言ってることもわからないし、
言葉はとにかくヒドイし、
身体がガクガク震えて声も涙も出ない。
ひとからこんなふうに怒られたことなんて
人生でも初めてのことでした。
ひととおり怒鳴って落ち着いた社長は
「わかればいい、もう二度とするなよ」
みたいなことを言って、元に戻った。
それまで毎日のように
業者さんがそんな目にあっているのを
見ていたわたしは、もうそれが限界で
辞めたいと思ったけれど、
当時のわたしは頑張ることしか知らなくて
それでもなんとかしようとしてたなぁ。
でも、2度目にキレられたとき
嵐が過ぎるのを待って「辞めます」と言った。
「わたしが悪いことをしたのだとしても、
わたしは社長からお前とかテメエとかクソとか言われる覚えはありません」
身体も震えてたし、
恐怖で頭も回らなかったけど
なんとか言葉にした。
そうしたら社長はなんと
さらに別人のようになって必死に謝りはじめたのです。
「あゆみちゃん、ごめんね 僕が言い過ぎた。
あゆみちゃんに今いなくなられたら
この会社はどうなると思う?!
僕にはあゆみちゃんが必要なんだよ!
今ここで僕が土下座したら許してくれる?!」
あー
今書いててもゾッとする。
あの時は心からゾッとした。
DV夫みたいと思った。
それでも辞めると言ったわたしに、
雇用条件を出してきて、
今すぐ辞めるのは契約違反だと迫ったので
わたしは契約通り、それから
1ヶ月間働いてから退職したのだけど
その1ヶ月は地獄のようでした。
とっとと逃げちゃえばよかったのにねぇ。
わたし自身も、プライドが高くて
絶対に負けたくないと思ってた。
わたしは何も悪いことしていないんだから、
ひとつでもこちらに非があると思われることはしたくなくて
最後まで意地で頑張った。
結果、辞めたあとも2年以上、わたしは
その会社の近くを車で通ることも出来ず
社長家族がよく行くと行ってた店にも近寄れなかったし
思い出すだけで吐き気と震えが止まらないくらい
後遺症みたいなもので苦しみました。
昨日、その会社の前を車で通って
そういえばそんなことあったなぁって
思い出したから書いてみたのだけど。
今はもう、全くなんとも思ってません。
もちろん社長に恨みも感じてません。
だって「恨む」とか「怖がる」とか
そこに"囚われる"ことが
死ぬほど無駄だしもったいないと思うから。
もう1分でもそんなことに
わたしの大事な時間使いたくないわ。
でも、辞めたあとは自分を責める気持ちもありました。
もっとなんとか出来たんじゃないか
頑張りや我慢が足りなかったんじゃないか
社長の優しいところも知っていたのに…
社長という人を見抜けなかった自分や
何より「仕事が続かない」自分を
ずいぶん責めて、情けないと思ってた。
もし今、過去のわたしに何か言えるとしたら
「大事な自分の身を、そんな場所に置いておくのやめようぜ」
これだけです![]()
この社長の弱さや劣等感も
今になってみればいろいろわかるし
そこに引き寄せられちゃった
過去の自分も客観的によく見える。
今のわたしになれて良かった。
自分を大事に出来るのは自分だけ。
自分を守ることが出来るのも自分だけ。
もうたぶんわたしは、あの社長と
違う世界を生きてるのだと思います。
ばんざい![]()
![]()
5月15日(土)昼間
松本市~安曇野市周辺で
対面カウンセリング募集⭐️
特別割引価格となります!
詳しくは公式ラインからお問い合わせください。
☆ブログの内容は、
許可なくシェア、転載、リブログ
していただいて構いません☆





