昨夜は久しぶりに、Primeビデオで映画を観ました。

『銀河鉄道の父』、門井慶喜さんが執筆され、第158回直木賞を受賞された小説の映画化作品で昨年5月に公開されました。

僕は先月に原作を読み()、劇場公開時は知らなかったこの映画にも興味を持ったので、Primeの見放題ではありませんが早めに観ることにしたのです。

*ポスターの画像はネットからお借りしました。

 

スタッフ=監督:成島出、原作:門井慶喜、脚本:坂口理子、製作総指揮:木下直哉、エグゼクティブプロデューサー:武部由美子

キャスト=役所広司(宮沢政次郎)、菅田将暉(宮沢賢治)、森七菜(宮沢トシ)、豊田裕大(宮沢清六)、池谷のぶえ、水澤紳吾、益岡徹、坂井真紀(宮沢イチ)、田中泯(宮沢喜助)

 

Amazonの販売サイトで、この映画のDVDが以下のように紹介されているので、転載させて頂きます。
 

  イントロダクション

何があっても息子を信じて、みんなで生きた。あなたは家族の希望だから──

 
◆第158回直木賞受賞のベストセラー小説「銀河鉄道の父」(門井慶喜著/講談社文庫)を完全映画化
唯一無二の詩や物語で、今もなお世界中から愛されている宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点から、賢治への無償の愛を貫いた宮沢家の人々を描き、第158回直木賞を受賞した「銀河鉄道の父」(著:門井慶喜)。歴史のスポットライトの陰にいた賢治の家族への丹念なリサーチを実らせ、「見たこともない賢治の物語」「深い愛に涙が止まらない」などと絶賛された傑作小説の映画化が実現した。
◆豪華キャストとスタッフが贈る、家族の絶対的な愛を描いた感動の物語
『八日目の蟬』や『いのちの停車場』、『ファミリア』など、人と人との触れ合いや絆を通して、人生の豊かさを描いてきた成島出監督が、何があっても信じ合い、助け合い、互いに味方であり続ける家族の強い想いを描き、宮沢賢治の父・政次郎を演じるのは役所広司。賢治役に菅田将暉。賢治の妹・トシには、森七菜。弟・清六には豊田裕大。賢治の母・イチには、坂井真紀。賢治の祖父・喜助には、田中泯など、日本を代表する名優と気鋭の若手俳優の競演が実現した。

 

  スト―リー

無名だった宮沢賢治を支えた、父と家族の絶対的な愛に涙する。日本中に届けたい感動の物語

 

質屋を営む裕福な宮沢家の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは息をを引き取る。「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかる──。

 

映画は原作がかなり忠実に再現されていましたが、時間的制約のためか多くの作品同様、小説では重要と思われたことも端折られているところがあって、少し話が浅くなってしまっている印象は否めませんでした。
しかし、父、政次郎を演じた役所広司さん、賢治を演じた菅田将暉くんは勿論のこと、妹、トシ役の森七菜ちゃんも思いの外、頑張っていて、役者の演技によってストーリーが希薄になった部分が補われ、感動する作品になっていたように思いましたニコニコグッ
ネタバレはさせませんが、特にエンディングは感慨深いものになっています!!拍手
 
予告編動画のリンクをいつものように貼っておきます。