町田そのこさんの小説『コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―』を読みました。
一昨年、本屋大賞を受賞された『52ヘルツのクジラたち』()を読み、次に読んだ『コンビニ兄弟テンダネス門司港こがね村店』()が面白く、続編の『コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―』()も読みました。

そして、遂にシリーズシ化されて先月発行されたのが本書。過去の2冊同様、短編連作集の構成になっています。

 

*表紙の画像はネットからお借りしました。

 

出版社の新潮社のHPとamazonの販売サイトで紹介されている内容をミックスして以下に転載させて頂きました。

町田そのこの大人気シリーズ最新作! 門司港で大人の恋物語が幕を上げる――。テーマは「大人の恋」

 

第一話「推しが門司港を熱くする」

推しが門司港にやってくる!? コンビニ店員中尾はアイドルの来訪に歓喜するが、彼には深刻な悩みがあった。

第二話「ハロー、フレンズ」

故郷を遠く離れ、ホームシックに陥った専業主婦の佳織は、男を豪快に振るド派手な女性に出会う。

第三話「華に嵐」

コンビニ兄弟の次男坊・ツギをかつて深く傷つけた魔性の女の要求は「偽装恋愛」で……。

 

北九州門司港の小さなコンビニを舞台に、大人たちの恋物語が幕を上げる。元気がもらえる大人気シリーズ第三弾。

 

刊行されて間もないのでネタバレはさせません。

今回は、ちょっとしたプロローグとエピローグがありますが、大きくは、上に記載されている3話になっています。

各々の物語の主人公は初登場ですが、彼らと絡むコンビニ関係者は前2作から引き続いて、当然、同じキャラクターで描かれています。紹介文に書かれている「元気がもらえる」という表現は少し誇張されているようにも思えますが、前2作を読み終えて、ほっこりする心温まる作品と感じられた方は、きっと、この作品でも同様の感想を抱くこと間違いなしニコニコ

益々、面白さが増しているので、僕としては、更なる続編を期待!!そして、ドラマ化・映画化もして欲しいものですグッ

 

この作品だけを読んでも、それなりに面白いと感じるとは思いますが、より一層楽しむには、大した量ではないので前2作を先に読まれてから、こちらに進まれることを強くオススメします。

 
 
さて、今夜はこちら。かてぃん人気で完売とのこと。
大気が不安定との天気予報通り、雷が遠くでなってるし雨もかなり強烈に降ってきていうるので、ちゃんと行けるか少し不安です。