先週の土曜日に聴きに行った、びわ湖ホール声楽アンサンブル「美しい日本の歌」というコンサートのことを記載します。ホールのHPでは、以下のように紹介されていました。

びわ湖ホール専属のオペラ歌手集団「びわ湖ホール声楽アンサンブル」が、誰もが一度は耳にしたことがある懐かしくそして心に響く「日本の歌」の魅力をたっぷりと伝えるコンサート「美しい日本の歌」。びわ湖ホール声楽アンサンブルが、唱歌や童謡、昭和・平成に親しまれた歌謡曲を熱唱する大人気シリーズ!

プログラムは、昭和から平成を過ごしてきた方の心をくすぐる「懐かしい」曲の数々。前半は、「ふるさと」「春の小川」「夏は来ぬ」「紅葉」「雪」など日本の四季を歌ったメドレーや「江州音頭」など滋賀県にゆかりある歌を、後半は昭和・平成の時代に親しまれたヒットソングなど誰もが知る“懐メロ”を声楽アンサンブルならではの特別バージョンでお届けします。思わず口ずさみたくなる曲ばかりのプログラムです。

2020年8月、コロナ禍の最中、様々な感染予防対策を行いながら始まった公演()で僕もその時は聴きに行っていました。

その後も、おそらく毎年開催されていたと思いますが、僕は初回以来で、今回が2度目。

出演は、タイトル通り、びわ湖ホール声楽アンサンブルの現役・OBOGのメンバー、指揮は桂冠指揮者の本山秀毅さん、管弦楽は京都フィルハーモニー室内合奏団、そして、ピアノはびわ湖ホール4大テノールの公演でお馴染みの植松さやかさんと不動の布陣です。

 

  出演

指揮:本山秀毅(びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者)

出演:びわ湖ホール声楽アンサンブル

 ソプラノ佐々木真衣、高田瑞希、山岸裕梨、𦚰阪法子

 アルト藤居知佳子、益田早織、山内由香、山際きみ佳*

 テノール有本康人、奥本凱哉、竹内直紀*、谷口耕平、古屋彰久*

 バス市川敏雅、大野光星、平 欣史、西田昂平

 *びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー

管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団

 コンサートマスター:青山朋永

ピアノ・編曲:植松さやか

 

  プログラム

前半:♪歌い継ぎたい日本の歌♪

江州音頭

花の街

リンゴの唄

ふるさとの四季

 故郷~春の小川~朧月夜~鯉のぼり~茶摘~夏は来ぬ~われは海の子~村祭~紅葉~冬景色~雪~故郷

大地讃頌

 

後半:♪昭和・平成のヒット曲♪

銀河鉄道999

青い珊瑚礁 (ソロ:山岸裕梨、𦚰阪法子)

ルビーの指環 (ソロ:市川敏雅、大野光星、平 欣史、西田昂平)

やさしさに包まれたなら (ソロ:藤居知佳子、山内由香)

恋のダイヤル6700 (ソロ:山岸裕梨、奥本凱哉)

春一番 (ソロ:佐々木真衣、高田瑞希、山際きみ佳)

YAH YAH YAH (ソロ:有本康人、奥本凱哉、谷口耕平、古屋彰久)

さとうきび畑

いのちの歌

あの素晴しい愛をもう一度

 

アンコール

琵琶湖周航の歌

上を向いて歩こう

 

2020年の初回と同じプログラム構成で、前半は「歌い継ぎたい日本の歌♪」というタイトル通りの唱歌など。

最初の「江州音頭」は滋賀県民くらいしか知らないのでは?と思いますが、僕は、子供の頃、この曲に合わせて盆踊りをした思い出が蘇りましたウインク

「花の街」「リンゴの唄」と続き、その後の「ふるさとの四季」のメドレーが凄く良くて、歌を聴きながら、日本の四季が目に浮かびましたルンルングッ

そして、前半は合唱曲の定番「大地讃頌」で締めくくりびっくりマーク

 

後半は、♪昭和・平成のヒット曲♪。カジュアルな衣装への着替えもしながらの70年代の懐かしの曲の数々。

振付も覚えて、声楽アンサンブルのメンバーが凄く頑張っていましたOK

勿論、知っている曲ばかりで馴染みもあるので「若手オペラ歌手が歌謡曲を歌うと、こんな感じになるのか!」、という感じで観つつも「まぁ、やっぱり、原曲のほうがいいよなぁ。」と思ってしまったというのが本音です。

そんな感じで後半は終わるのかなと思っていたら、アンコール前の3曲「さとうきび畑」「いのちの歌」「あの素晴しい愛をもう一度」については原曲とは異なるアンサンブルならではの美しさと歌詞の良さもあって、心に沁み、ウルっときましたキラキラ泣
前半の「ふるさとの四季」と、この3曲だけでも充分来た甲斐があった!!
 
そして、アンコールの滋賀県民のソウルソング「琵琶湖周航の歌」と「上を向いて歩こう」もとても良かったのは言うまでもありません拍手
 
14時開演、休憩20分を挟み、終演16時。2階席までの使用で客入りは60~70%。
来年も都合が付いたら、是非来たいと思える癒しのコンサートでした音譜
 
終演後のホールのtweetを貼っておきます。
 

 

(おまけ)この日の大ホールホワイエから臨む真夏の琵琶湖です。