昨日は、兵庫芸術文化センター管弦楽団PACの第136回定期演奏会に行ってきました。
今シーズンは9回通し券を購入していないので、単発での購入参戦です。
一昨日のブログに記載したように、当初予定はミヒャエル・ザンデルリンクという方が指揮で、ソリストはヴァイオリンの木嶋真優さん、プログラムは、こうもり序曲、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲とベト7でしたが、ザンデルリンクがコロナ陽性で来日できなくなって、指揮がクリスティアン・アルミンクに交代となりました。
プログラムに変更はなく、元々、木嶋さんのハチャトゥリアンが聴きたいというのが購入動機だったんで、僕的には全く問題のない交代でした(ザンデルリンクさんは元気になられて、また来日される機会があれば聴いてみたいとは思いますが)。
出演
指揮:クリスティアン・アルミンク
ヴァイオリン:木嶋真優
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
コンサートマスター:豊嶋靖嗣
プログラム
前半
J.シュトラウスⅡ:喜歌劇「こうもり」序曲
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
第1楽章 アレグロ・コン・フェルメッツァ
第2楽章 アンダンテ・ソステヌート
第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
後半
ベートーヴェン:交響曲 第7番
第1楽章 ポーコ・ソステヌート~ヴィヴァーチェ
第2楽章 アレグレット
第3楽章 スケルツォ:ブレスト
第4楽章 アレグロ・コン・ブリオ
アンコール
【ソリストアンコール】アレクセイ・イグデスマン:ファンク・ザ・ストリング
【PACアンコール】ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 第4楽章より抜粋
僕は今回の公演が、PACの今シーズン定期の初鑑賞。コロナ禍で異例の4年在籍となっていたメンバーも卒団し、かなりメンバーも変化しているようです。オケの編成は終日、弦5部14-12-10-8-6。コンマスに豊嶋さん、ゲストプレーヤーに読響・第2ヴァイオリン首席の瀧村依里さん、関西フィル・特別契約首席のヴィオラ中島悦子さん、東フィル・コントラバス首席の黒木岩寿さんを迎えての演奏です。
続いて、若干の舞台転換の後、木嶋さんが登場。グリーンのアッパーに白のゆったりしたパンツの衣装。
木嶋さんの演奏を生で聴くのは、今回で3回目。過去2回は一昨年10月の大井剛史さん指揮PAC特別演奏会(★)でのチャイコンと昨年7月のコバケンさん指揮・関西フィルとのメンコン第1楽章のみ(★)の演奏で、伸びのある高音が綺麗との印象を持っていました。そして、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲を聴くのは一昨年2月のヤマカズさん指揮・読響との見た目ロッカーみたいなのに普通の演奏をしたネマニャ・ラドゥロヴィチというヴァイオリニスト(★)以来です。
木嶋さんの演奏は、躍動感のある第1楽章の出だしはやや力強さが不足しているように思えましたが、徐々に調子が出てきて、綺麗な高音が聴こえるようになりました
そして、凄く良かったのがアンコール
初めて聴くアレクセイ・イグデスマンの「ファンク・ザ・ストリング」という曲でしたが、無茶苦茶、カッコ良かった
客入りは良く、金曜マチネなのに85~90%は入っていました。
相変わらずPAC定期の人気には驚きます
第136回定期演奏会の初日が終わりました♪写真は指揮のクリスティアン・アルミンクさんと、今回のコンサートマスター、豊嶋泰嗣さん。ぜひ感想を #PAC136 をつけて呟いていただけると嬉しいです!
— 兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC) (@hpac_orchestra) 2022年10月7日
アンコールはこちらhttps://t.co/P9b2piFxEq pic.twitter.com/A4hYoUdxEr
https://twitter.com/mayukishima/status/1578336377330339841?t=jy7uyxbkkeP_eMYNXTx5GQ&s=19
ハチャトリアン1日目@兵庫県立芸樹文化センター@hpac_orchestra
— 木嶋 真優 🎻Mayu Kishima (@mayukishima) 2022年10月7日
終わり!
明日も明後日も15:00-
あります😊楽しかった。
みなさまありがとうございました🍁 pic.twitter.com/zbNImoVpML