大沼孝次のブログ -6ページ目

おれねえ・・・

「電子書籍」って、絶対、こうなると思うんだよね。

新時代の電子書籍!


『黄金のロックン・ロール・ミュージック特集』
http://p.booklog.jp/book/89981



東高円寺のゆかちゃん、絶賛中!


なんのこっちゃ・・・・


エヴァちっくなパロディを、ひとつ。。。ばかばかしいんだけど、ねぇ。



カンパチの頭をぶった切る。メキメキと頭蓋骨が割れる音。

真っ赤な血がバッと飛び散る。


ああ、ほんとにカンパチの頭はエヴァンゲリオンにそっくりなのよ。


ソウリュウ、赤城、アオバ、とか
みんな登場人物は軍艦名なのよ。


おまけに主人公はイカリ。

海じゃん。


だからカンパチなのかな。

目のまわりの模様まで完全にカンパチ。


そうか、エヴァンゲリオンはカンパチだったのか。


そーしてカンパチの割った頭は沸騰したお湯へ。


生臭さをとるわけよ。湯通ししてね。


どーせ今日も昼間は暇よ。客なんかこねえよ、と。


のんびりやってると、急に8人、
ドカドカドカっと
やってきちまいやんの。


あせりまくりまくりで
急いであら汁つくらな
あかん!


ペンチで取っ手のないフライパンを
つまんで、
煮えたぎってる
カンパの頭を流しへ。


ブワツと水蒸気が上がる。

水蒸気で前が見えないわ!なにやってんの!
はやくカンパの頭を鍋へ!

うわあ、熱い!
ばか、素手で掴んだの!
ばかよばかよおおばかよ!

つくづく自分がいやになる。



急いで冷却水注入!
だめです!
緊急事態発生!水道管切裂!バケツストック水に切り替わります!


バケツストック水、
約五秒で臨界点に突入します!

臨界点突破!

「お茶ください」
「こっちも」
「そっちも」
「あっちも」
「どっちも」


緊急事態発生!
だめだ間に合わない!


もうヤカンほうりなげちゃおか、
おうち帰っちゃおか。



やっぱり
ぼくなんかじゃだめなんだ。



そうして逃げてばかりいるのね。


「ガスも着火不能!」



涙…
ないてるの?
ないているのはわたし。


みんな、ぼくをキライにならないでよお!
一生懸命やってるんだ、
入ったばっかりなんだよ、ねえ、なにが悪いんだよお!
ぼくみたいな素人にやらせてる店が悪いんだ…。


シンクロ率3%を切ってます!
パイロット精神汚染!
エヴァ、活動停止!


そうやって、
いつも他人のせいにばかりしてるのね。





あ、大将!
築地からいま帰還!

「ぼくがきたからもう大丈夫だよ。
失敗と成功はトウカチなのさ」


「大将が言ってることは
ぼくにはわからないよ」

「おしぼりはまっさきに
出せってことさ。
でも時には
さいごでもいいのさ」


「…。」


「きみは好意に値するよ。好きってことさ」


ぼくの手、
カンパの血の匂い、
とれないや…。



~新しい居酒屋フライ&ボイラー「カンパチの園へ」完~


なんなんでせふか・・・これは。


ま、ひとつ、ばかばかしい話しを、ひとつ。。。



魚屋の若い衆「おう!今日も向かいの肉屋に負けんなよ!」


肉屋の若い衆「おまえら、向かいの魚屋なんかに負けんじゃねえぞ!」


そうして魚屋は六百キロのマグロを
肉屋は巨大な牛肉を
それぞれ血相変えて
包丁ふるってさばいてる。

さばくの遅れたら
お客は向かいへいっちまう。


すると肉屋の部長が
魚屋に入ってきた。


50代肉屋部長「おい、おまえら、
なんでシューマイなんか出してんだよ!
シューマイは肉屋のカンカツじゃねえかよ!」


50代魚屋部長「なに言ってんだ、このやろう。
うちのはエビが入ってんだよ!」


50代肉屋部長「へらずぐちたたいてんじゃねえ!」
50代魚屋部長「なんだと!」


もみあい、つかみあいのケンカになる。
たまたま魚屋部長の人差し指と中指が、
肉屋部長の鼻の穴に
ズボッと入ってしまう。


そのまま、おりゃあ、おりゃあ、
と押し込む魚屋部長。
いててて、と退く肉屋。
「はにふんだ、ほのやろふー!」

それぞれの若い衆たちが
取り囲み
かたずをのんで
この対決を見守っていた。

これ本当にあった話し