ま、ひとつ、ばかばかしい話しを、ひとつ。。。 | 大沼孝次のブログ

ま、ひとつ、ばかばかしい話しを、ひとつ。。。



魚屋の若い衆「おう!今日も向かいの肉屋に負けんなよ!」


肉屋の若い衆「おまえら、向かいの魚屋なんかに負けんじゃねえぞ!」


そうして魚屋は六百キロのマグロを
肉屋は巨大な牛肉を
それぞれ血相変えて
包丁ふるってさばいてる。

さばくの遅れたら
お客は向かいへいっちまう。


すると肉屋の部長が
魚屋に入ってきた。


50代肉屋部長「おい、おまえら、
なんでシューマイなんか出してんだよ!
シューマイは肉屋のカンカツじゃねえかよ!」


50代魚屋部長「なに言ってんだ、このやろう。
うちのはエビが入ってんだよ!」


50代肉屋部長「へらずぐちたたいてんじゃねえ!」
50代魚屋部長「なんだと!」


もみあい、つかみあいのケンカになる。
たまたま魚屋部長の人差し指と中指が、
肉屋部長の鼻の穴に
ズボッと入ってしまう。


そのまま、おりゃあ、おりゃあ、
と押し込む魚屋部長。
いててて、と退く肉屋。
「はにふんだ、ほのやろふー!」

それぞれの若い衆たちが
取り囲み
かたずをのんで
この対決を見守っていた。

これ本当にあった話し