レッド★スターが終わり、少し落ち着きまして、現在は3月にやる舞台の新しい脚本を執筆中です。
次はワンシチュエーションの脚本です。難しいです。かなり難航しております。
ところで、前作の『やめらんねぇ』、今回の『レッド★スター』を観に来てくれた、昔からの友人、芸人なんかに、よく言われることがあります。
それは、「お前に、こんな本を書ける能力があったなんて・・・」
すごい、ありがたい言葉ですが、それとは裏腹に、僕はその言葉を聞いて、「おい、おい、ちょっと待ってくれよ~」と、思うんです。
確かに昔の僕には、1時間半~2時間の脚本なんて絶対に書ける能力はなかったと思います。
だから、脚本を書けるようになるための努力をたくさんしました。
でも僕が言いたいのは、それだけじゃないんです。
今だから言えることなんですが、超新塾時代、僕はネタを考えていました。
そりゃ全部のネタではないですが、およそ7・8割は考えていたと思います。
そもそも、あの革ジャン・革パン、ロックンロールスタイル、あのネタのスタイルも、僕がやろうと提案し、決めたことなんです。
そして、超新塾を脱退する最後の1年間に関しては、超新塾のネタは全て僕が書いていました。
僕はどうしても、メンバーで一番年下の後輩でしたし、メンバーにくっついてるおまけキャラやと思われていたんですよね。
ネタは他のメンバーが考えてて、僕はネタを考えない、ただのノッポな男って思われていたんですよね。
そう思ってる人って、かなりの大多数を占めてると思うんです。
他のメンバーの立場上(みんな僕のNSC時代の先輩っていう立場上)、僕は今まで公に、この事をあまり口外してこなかったんです(それを嫌がるメンバーがいましたから・・・)。
今更、こんなこと言うのはどうやねんって話かもしれないですけど・・・みなさんに、これだけは分かっておいてもらいたいんです。
僕は、なめられたくないんです!
なぜなら僕は、人間ですから。
なぜなら僕は、これから脚本家として生きて行きたいから。
「なめられたくない!」どんな人間でも、誰もが持ってる感情だと思います。
僕は人になめられたくないという、そのモチベーションがあるからこそ、ツライことでも頑張れるんです!
とにかく僕は、なめられたくないんです。
僕の考え、みなさんは理解してくれるかな?