先週土日、それはそれはこれまでの不調が嘘のように、寧ろそれ以前にそれ以上に調子が良く、High-B まで出るゎ伸びはあるゎ声量もあるゎ声自体に力もあるゎ身体は楽だゎ痛くないゎ（まぁデフォルトの痛みはあれど）で、出せぬ出せぬと焦っておったここ暫くより前の状態に戻ったというより、もっと前の前の、もっと身体が自由に使えておった時に戻ったかのようである。
とは言え小生ニュータイプである。
調子が良いと言うて、両手放しで喜べんところがコワイところである。この土日がピークやったとか言わんとってや…（-Ⅱ-；）
それでも土曜１時間半練習し、日曜２時間合わせで歌ったゆゑ流石に筋疲労はある筈と、赫々然々をゴッドに伝えたところ、ゴッドもちょっとドン引き。
「え、土曜日ナニした？なんか特別なことしましたっけ??」「ぃやー毎回何かしら新技炸裂してるからなぁ。かなり痛かったのは覚えてるけど」「いつもその時その時で計画性なく治療してるから、土曜日何したか覚えてないゎ」「兎に角背中から上痛かったから、それはつぶしまくってもらったのはありますよ。あとは先生の指が刺さりまくってたかな」
後頭部に胸鎖乳突筋に顎二腹筋に、兎に角このところの詰まりまくった筋肉を解していただき、やっとごっくんが楽になってきたのは記憶にある。
「ぼくの場合、症状があまりに急変しすぎるから自分でも何がナニやら未だにワケ解らしませんゎ」「昨日あんなに悪かったのに、とか逆に１日でガッチガチになったりしてますもんね。ホンマ何した？ ナニがあったんやろう…」「特に睡眠時間余計目に取ったわけでもなければ、食事の内容変えたわけでもないし、何か特別な準備したわけでもなければ寧ろいつもより準備少なめでも朗々と出せたし」
デフォルトの筋張を潰してもらいながら、尚もふたりして悩む。
「兎に角今やっと肩から上がやたらと楽になってきたんで、それがあと１週間持ってもらったらそれでえぇですゎ」「ぃやー解りませんよ、それこそ今がピークで下がっていくかも知れんし」「やめてやめて、あと１週間持たして!!」「ぃや、下がるかも知れんと思って準備しとかんと」「その為に土日のいい状態をちゃんと覚えとかんとね」
単に声が出せただけではなく、それこそ声にハリが戻ってきて、break-point も気にならず、いくら歌っても高音に疲れも出ず息切れもせず（低音に若干影響出たが）、何より身体が始終軽かった。ちょーっとデックングしてるのが気になるが、顔も柔らかくよく動いておった。プラスのサイクルのお陰で恐らく気分も良かったんであろう、気になる事がなく自由に気楽に歌えたのも功を奏しておったか、集中して歌えたんであろうな。
２時間たっぷり練習した果ての、ロシア歌曲↓。
ホンマ、何が起こったんやろう……結果良いワケだが、その理由が全く見当たらん思い当たらんのが何より怖いもんである。それこそさっきまで朗々と出てたのに急にぴたーーっと声が出んようになることもあるゆゑな。特に４月はその現象がよく起こる。毎年それで泣いておる。去年は寧ろ奇跡であった。
今年はもっと奇跡が起こってくれることを祈るばかりである。
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