寝る時は必ず、腕は身体の上に乗せる。実は、普通に気をつけの姿勢で寝られない。
仰臥位で腕を伸ばしたままで寝ると、ものの5分と経たないうちに肘関節が痛くなってきて、動かさずにいられなくなる。掌を上に向けたり身体の方に向けたり、軽く肘を曲げてみたり、色々してみてもいずれは腕全体が痛くなるので、結果的にそれこそ棺桶の中の死人みたいに、腹の上で手を組んで寝ることが多い。
たまに、側臥で寝たわけでもないのに腕がやたらと痺れて起きることがある。そのほとんどが仰臥か左側臥で、痺れるのがこれまた右腕のみ。決まって3・4・5指。
普段から三角筋がよく痙攣するので、こやつのせいかと思っていたら。
どうやら原因は胸筋の過筋張にあるらしい。
♪こーへー♪
……だそうな。
だから、本能的に(?)棺桶姿勢になっていたのは正解だったらしく、肩の下にタオル類を置くか腕を身体に乗せるかするのが一番良いらしい。
で、なんでまた胸筋なんぞが斯様に過筋張になるのかは、普通ではまずないらしいのでよく判らんが、オレの場合に限って言えば、やっぱり車椅子ダッシュだろうかと。山あり坂あり悪路あり段差あり迂回ありの理不尽な道のりを、脊椎悪いクセして腕力ないクセして筋疲労半端ないクセして、自走するから余計悪化するのだと。
確かに、車椅子でほんの僅かな段差超えようとか、方向転換するために切り返ししようとか、そういう真っ直ぐ走行以外の力を使うとき、決まってT5から上の筋肉を総動員している実感がある。
頸椎、とかね。肩板、とかね。円筋群、とかね。胸筋然り、胸鎖乳突筋然り、舌骨筋群然り、後頭筋群然り。
だぁから歌えなくなるんじゃないの。しゃーないやんか
G-clef きりんの寝言
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