発語困難 …TIA前駆症状じゃないけど | 歌うCHAOS ~ 線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害な声楽家♪こーへー♪の徒然なる混沌

歌うCHAOS ~ 線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害な声楽家♪こーへー♪の徒然なる混沌

線維筋痛症を始め複数の難病と共に育ったが故に『痛い・辛い』が当たり前の生活をしながら、声楽家としては恐らく前例が無いであろう、性同一性障害で成人してからホルモン治療を開始した男声ソプラノの遠吠え記。さぁ、大いに笑い給へ♪



線維筋痛症随伴症状に、TIA(一過性脳虚血発作)の前駆症状に似た発語困難がある。


小渕恵三元首相が死の数時間前の会見で、記者からの質問に一瞬答えられなかったのを覚えているだろうか。
マスコミはその様子を「無能」呼ばわりしたが、オレは一瞬違和感を抱いた。

 なんか変な間やな……能面

明らかにあの時表情がヘンに硬直していた。
質問に言葉が詰まっているというよりは、明らかに時間が止まっていた。

その数時間後、小渕さんは脳溢血で倒れ急死した。


オレの場合は単なる発語障害(言葉を出す指令が脳で途切れる事)の軽いのらしいが、コレが実はFMの随伴症状らしい。

会話がスムーズに出来ないと気付いたのは、確か7・8年前。30半ばくらいの頃。
ある日突然3桁繰り下がりの引き算の暗算が出来なくなり、挨拶程度のやりなれた普通の会話にも拘らず、言葉を返せず笑ってごまかした。

以来何より悔しいのが、得意の速攻ツッコミが出来なくなった事。
畳み掛けてツッコもうにも、言葉が出てこず「あー、うー」でごまかす。ごまかせたらいいが自分でも何が言いたいのか判らなくなって話を切り上げてしまったり、言いたいのに言葉が出てこず、それでもちゃんとした会話の際には、わざわざ話の流れを止めてでも出てくるまで待つ。
「何よ、さっさと喋りぃや」と言われても無視する。と言うかさ、オレが基本ちゃっちゃと喋るヤツだって知ってる人間なら、オレが一瞬固まったら「あれ?」って思わんか?


思考力の低下も、FMが酷ければ現れる事もあるらしい。
オレの場合は今の所思考力自体はバリバリ現役なので心配ないが、それでも発語に関しては、小説を書くのも困難になるくらいに言葉自体が消えてきている。
色んな言い回しや表現なんて、考える間もないくらいに沸いてきてたのに。

思考力は低下していなくても、記憶力はかなり落ちているらしい。
これもFMの一端らしいが、確かに子供の頃から注意力散漫でもないのに、振り返ったら瞬前のことを完全に忘れていることが多かった。
脳の一時記憶野(海馬)の機能不十分とか?


いずれにしても、TIAチックなあるあるであるある。


ちなみに先日受診した大学の診療科はTIA関係だったので、テストもTIAのそれと同じだった。
そりゃぁジストニアの判断付かんわな。







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