こんにちは。
今回は、大悲の滝です。
(栃木県栃木市出流町 訪問日:2023年1月)
その年の最初に訪れる滝は、正直なところ毎年悩みます。
新年を向かえ、御利益を授かりたいと思いつつ、神社かお寺に関連のある滝を探していたところ、まだ訪れていなかったこの滝が目に留まり、訪問する運びとなりました。
ここ大悲の滝は、出流山満願寺の奥之院の下に流れる、高さ8mの滝です。奥之院の鍾乳洞の中の湧き水が直接落ちていて、滝行なども行われています。
満願寺の本堂の脇から入山料(300円)を支払って入山します。比較的峻険な山道を20分ほど登ります。真冬の1月でしたが、辿りついた頃は息も切れ汗ばんでしまいました。
滝撮影に入る前に、滝の上の奥之院拝殿に向かいました。拝殿の中には、鍾乳石で自然に出来た十一面観世音菩薩のご尊像が拝されています。後ろ姿なので一見ご尊像とは判りませんでしたが、とても不思議な空間でした。
拝殿から戻って、ようやく撮影開始です。滝の上には三体の仏様がおられて、こちらをジーッと凝視しておられたこともあって、新年早々神聖な気持ちで撮影に取り組みました。
では、写真をご覧下さい。
今年最初に訪問した滝でしたが、良い選定だったと思います。
滝の写真としての出来はやや厳しいものがありましたが、神聖なる雰囲気を感じて頂ければ幸いです。
満願寺には滝の他にも見所が多く、早朝からお昼過ぎまで滞在しました。
お腹もすいてきたので、近くのおそば屋さんで食事してから帰途につきました。
とても充実した一日でした。
以上、大悲の滝でした。
では、また