大切にすると好きになる、という。 | オキシトシン・マッサージ 

オキシトシン・マッサージ 

オキシトシンは安らぎと結びつきのホルモンです。
カラダに触れること、スキンシップによってオキシトシンは分泌されます。
あなたの手が【知識】と【愛情】あふれる手となるようなヒントをお届けしていきます。

作家 喜多川泰。

 

喜多川さんが書く本には

どれもこれも

一隅を照らすような珠玉の言葉がちりばめてあります。

 

 

本を読んだあとも、『忘れたくないなあ』

そう思う言葉ばかりです。

 

毎週月曜日は

【マンデー・ヤスシ】と称して

喜多川さんの本から

1週間が元気に、勇気をもって過ごすことができるような

言葉をご紹介しています。

 

 

********

 

おはようございます。

新潟で【オキシトシン】や【触れること】

について発信しています

フィジカルセラピスト 高野です。

 

 

新年度に、もうすぐ入ります。

進学、

進級、

入社、

異動・・・。

 

新しい場所に期待と不安を抱えて

向かう方も多いのではないでしょうか。

 

または、そんな人を迎える立場の人もいるでしょう。

 

 

『はやく慣れるかな?』

『雰囲気の良い職場(人)かな?』

そう思いますよね。

 

 

本日はそんな時期にぴったりの言葉。

『One World』  喜多川泰 著 より

『夢の国』というお話をお届けですよ。

 

 

======

 

大学生の宮本裕樹くん。

佐賀の田舎が嫌いで、1日も早く都会に出たいと思っていた。

高校卒業すると、すぐに今の街で暮らし始めた。でも、思い描いていた東京とは違っていて、街の雰囲気が好きになれなかった。東京らしい場所を求めて新宿でバイトを始めたけど、そこも居心地のいい街ではなかった。自分が大好きだと声を大にして言える場所なんて、どこにもない・・・。

 

 

そんな彼は、『もうバイト辞めよう』と。

バイト最終日に、中国からの留学生で、同じバイト仲間の張さんに挨拶に行きます。

そこでの会話。

 

張さん 『家族好き、だから家族大事にするウソ。家族大事にする、だから家族好きホント。お店好き、だからお店大事にするウソ。お店大事にする、だからお店好きホント。私の言ってることわかりますか?』

 

宮本くん 『ああ、わかるよ。大事にするから好きになるってことね

 

張さん 『そう、そう。裕樹さんが嫌いなもの、裕樹さんが大切にしていない。日本も、お店も。だから嫌いでやめたくなっちゃう。違う?自分の居場所を大切にしている人は、信頼されるね

 

 

そこから、彼は自分の大学の前の道路で、一年間ゴミ拾いを始めるのです。自分の通う大学を好きになろうと思って。

 

======

 

こんなお話し。

 

自分が心から大切にするものは、大好きになる。

 

それを行動に移した彼が、どんな結末を迎えるのか・・・・。

 

それは、どうぞ本を読んでくだされ。

(ちなみに宣伝するように、頼まれてませんよ 笑)

 

 

また来週の月曜日。

マンデー・ヤスシでした。

 

 

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。

素晴らしい一週間になりますように。