悩みを解決するには「出来事」と「感情」両面から考えなければ真の解決はできないのだ

わたしのフラワーエッセンスは「鑑定」や「カウンセリング」がある。

この鑑定やカウンセリングは、悩みを解決してスッキリしてもらうのが目的じゃない。
むしろ鑑定やカウンセリングの時点ではモヤモヤしてくれた方がいいとすら思っている。

わたしの鑑定やカウンセリングの目的は、自分が悩んでいる悩みや問題の本質、つまり、マイナス感情に気がついてもらい、そこに対して適切なフラワーエッセンスをアドバイスするために必要な情報を得ることだ。

悩みを実際に解決に持っていくのはフラワーエッセンスだ。

鑑定やカウンセリングでモヤモヤすることの方がむしろいい、というのはマイナス感情の自覚なくしてフラワーエッセンスを選定することも、フラワーエッセンスを使ったことによる改善も得られるわけがないから、なのである。

さて、先日そのわたしの鑑定についてある方から指摘を受けた。

簡単に言うとわたしが鑑定中に苛立ちの態度を見せ、それが不快だった、とのことだ。

わたしの鑑定のスタイルはフラワーカードというツールを使ってご本人にカードを3枚あるいは6枚選んでもらう。

わたしはそのカードと対応するフラワーエッセンスのメッセージを伝え、そこから自分の悩みとどう関連するかを思いはせ、感じていただく。

何か心当たりがあり、話したいことがあるならばメッセージを聞いた後で伺う、という流れである。

指摘された鑑定の時はその流れをきちんと説明せずに鑑定を始めてしまい、メッセージを伝えている途中で遮られるように口を挟まれてしまった。

「わたしのいつもの流れ」では最後まで聞いてもらわねばならないのに、である。

その結果、わたしのペースは乱れてしまい、いつものように鑑定ができず、その苛立ちが相手に伝わってしまったのが苦情の原因であった。

これは鑑定前の「鑑定スタイルの説明」が不足していたことと、わたしの「短気」という性質とが合わさって起きてしまったこと。
鑑定中から自分の不手際に即次から説明が必要なものである、と思った。

この方の鑑定以降、対面やzoomで鑑定をする方には毎回鑑定スタイルをご説明することから始まっている。

物事の悩みや問題を解決するには、

「実際に起きたこと」と「その時のマイナス感情」

「解決に必要な行動」と「そこを問題にしない気持ちの持ち方」

これらの全てが必要で、これらが分かっていれば解決が早い。

わたしはこれらのうち、「マイナス感情の自覚」と「そこを問題にしない気持ちの持ち方」が特に大事だと考えて、フラワーエッセンスでケアする方法をお伝えしているのだ。

「悪いこと」とわたしたちが捉えるものは、物事をより良いものにしたり、改善するためのヒントになる。

マイナス感情もしかり。

それが嫌だ、困る、悩ましい、のであれば、それがどうやったら解決するかを現実的に考える。
考えるだけじゃない。
行動に移す。

フラワーエッセンスとは改善のための行動に移せないモヤモヤしてしまっている気持ちを整え、あなたがあなたらしく生き、あなたらしく行動するためのサポートをするものなのだ。

ちなまに、今回のこのわたしの「ペースを乱される苛立ち」にはインパチェンスというフラワーエッセンスが対応しています。

短気、神経質、神経過敏、ペースを乱される苛立ちを、相手を思いやる気持ちのゆとり、見守りの気持ち、おおらかな寛容さを取り戻してくれます。