母の暴言のせいで利用者さんを傷つけ退会させてしまった利用者さんのお宅に
お詫びにお伺いすると…
娘さん 「よく来てくれましたねお上がりください」
と女性利用者さんのお子様(娘さん)が
温かくお迎えいただき玄関口でお詫びを申し上げて帰ろうと思っていたのに
傷つけてしまい怒られるのを覚悟していたのでびっくりしました。
お邪魔させていただくと
車椅子にお優しそうな利用者さんがおられました。
私 「この度は母がひどい事を申し大変申し訳ありませんでした。」
娘さん 「母は反応は薄いけど言われた事は分かってて最近、様子がおかしかったの」
私 「本当に申し訳ありませんでした。」
娘さん 「責めている訳ではなく 今日はあなたに会いたかったの 介護疲れが出ていない?」
「介護は長い戦いだから 自分を追い詰めないで 肩の力を抜いてね」
「じゃないとあなたが壊れてしまうから」
私 号泣😭
介護という認識というよりも
ただただ精一杯で
母に振り回され
家族をないがしろにしている罪悪感と
仕事にも支障が出て家に持ち帰り…
毎日いっぱいいっぱいで振り返る余裕も明日の事も考える余裕を持てていなかった事に気づきました。
「自分を追い詰めないで 肩の力を抜いてね」
「じゃないとあなたが壊れてしまうから」
いただいたお言葉が今の私を支えてくれています。
お詫びにお邪魔させていただいたつもりがこの様な温かいお言葉をいただき
介護の数千億歩先を歩まれている先輩の優しい笑顔と背中はとても素敵でした。
利用者さんは娘さんに介護をしていただき柔らかい表情をされていらっしゃるのだと思いました。
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