収録の休憩時間のときに、ロザンの宇治原さんに話かけました。
「さっきくらいの話なら、宇治原さんならだいたい知っておられたでしょ?」
ということを申しました。
前にも申しましたように、だいたい2008年あたりから、今回で取り上げた話はよくテレビや本などで紹介され始めていましたから。
「ええ、まぁ、でも、初めて聞く話も多いですし、先生方のお話し、おもしろいです。」
と、言ってくださいました。
もちろん、関西インテリの代表的存在ではあるのですが、本職は芸人さんです。
本番でも、周囲の空気をうまく読み取って、いいタイミングで、おもしろい感想を述べられたりされていました。
さて、その宇治原さんが、昔の教科書で出てきた「単位」のことで、アンタッチャブルの山崎さんとおもしろい絡みをされていました。
もちろん、世代的に、草野仁さんは、よくご存知でした。
1貫はどれくらいの重さなのか?
伊集院光さんも、「子どものときに、デブデブ百貫デブっ と、言われたけれど、百貫がどれほどか、今日わかるんですよね。」とおっしゃっておられました。
草野仁さんは、さすがによくご存知で、
1貫=3.75㎏
と、即答されていました。
で、次に宇治原さんに、1貫が何匁(もんめ)になるのかがたずねられました。これは宇治原さんも正解。
1貫=1000匁
になります。
さて、歴史の話をこれから続けるのですから、よい機会です。昔の日本の単位を紹介していきたいと思います。
1匁=3.75g 現在の日本の1円玉はちょうど1gです。
1匁の重量は江戸時代の1文銭の重さになっています。1文銭の重さは1円玉3枚と3/4になりますよね。
1000匁=1貫 つまり1文銭が1000枚、ということになります。
では、体積(容量)はどういう単位だったのでしょうか。
1合 =180.4mℓ
10合=1升=1.804ℓ
10升=1斗=18.4ℓ
10斗=1石=180.4ℓ
米だと、1石はだいたい150㎏になり、当時の日本人1年間の米の消費量です。
ちなみに現在は1人70㎏くらいだそうです。
次は「長さ」です。
1寸 =3.03㎝
10寸=1尺=30.3㎝
6尺=1間=181.3㎝
60間=1町=109.1m
36町=1里=3.927㎞
日本風の家ですと、ふすまがありますよね。ふすま2枚がだいたい1間で作られています。
「長さ」の次は「面積」にいきますか。
1坪(歩)=6尺平方=3.306㎡
30坪=1畝 =99.17㎡
10畝=1反=300坪=991.7㎡
10反=1町=3000坪=9917㎡
今なら1反はテニスコート4面。1町は野球場のフィールドくらいの広さです。
さてさて、前にもお話ししましたが、江戸時代の貨幣単位も改めて整理しておきますね。
(慶長14年の換算率)
金貨は枚数で、銀貨は重さを計って使用していました。
1両=4分=16朱
金1両=銀50匁=4貫=4000文
江戸の町の物価はどれくらいだったでしょう。
だんご1串 = 4文
おしるこ1杯 =16文
かけそば1杯 =16文
いなりずし1個= 6文
酒1升=150~400文
生活にかかる費用ですと…
長屋の家賃1ヶ月は800文。
銭湯は6~9文。
職人の手間賃は日当で200文。
寺子屋、今で言うなら塾代は、お武家さまに教えてもらうと1分とやや高額ですが、浪人さんに教えてもらうと200文でした。
江戸時代の前期だと1文=10円くらい。
江戸時代の後期だと1文=30円くらい。
う~ん… オイルショックの前と後、くらいの物価の差、といったところでしょうか…