まひろにハマる | しゅわしゅわラムネ

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なんてことない日常を大切に。

一年にわたって放送される大河ドラマ。

今まで平日は仕事で、土日もバタバタしていて見る時間がなかなか取れず、

鎌倉殿も家康も興味を持ったものの、録画したものが溜まっていくうちに離脱してしまってました。


そして今年始まった「光る君へ」

珍しい平安期のドラマで源平みたいな合戦もない時代なので

どうやって一年も放送するんだろう???

と思いつつ、もともと興味のある時代だったので見てみることに。


そしたら紫式部には「まひろ」なんて名前がついているし、

藤原道長と幼馴染だし、

しかも、いきなりお母さんが藤原道兼に殺されてしまうという、そんな無茶なバイオレンス展開!

これ、ついていけるのか…?と思ったのですが

ネットでいろいろな方の解説や感想を見ると

源氏物語へのオマージュ的な要素や伏線もあったり、

2人が見あげる月🌕にも意味があったりと、だんだん引き込まれていきました。


吉高さん、柄本さん、兼家を演じる段田さんの演技もスゴイし、

実資がロバート秋山さん!?とビックリだったけど、すっかり馴染んでますよ。

サマー少納言さんもいいですね。


直秀が殺されたとき、救おうとしていた道長の行動が報われなかったのだけれど、

道長が上級貴族だからこそ、身分の低い者たちとの感覚の違いが裏目に出てしまったのがわかって。

愚痴が止まらない実資が妻に「日記に書きなさいよ」と言われたり、

宣孝が枕草子で清少納言に指摘されたように御嶽詣の奇抜な衣装で登場したり、

漢詩の会や、まひろが書いた漢詩の意味とか

調べてわかってくるとそれも楽しくなって照れ

花山天皇を罠にかけて譲位させたとき、それ自体、とんでもないことなんだけど

兼家が「主上を(天皇の座から)引き下ろしたてまつる」って言ったとき、それ尊敬語なのかと噴いてしまいました笑い泣き


当時は貴族のほとんどが藤原さんなので

いろいろ家系図を調べてみるのもややこしいけど笑い泣き面白い。

でもこの頃って医学の面はまだまだだから、人の寿命も今より短くて

後ろ盾となる父や母が早く亡くなってしまうと出世の道が閉ざされてしまう。


五男の道長が関白に上り詰めることができたのも

兄の道隆、道兼が流行り病で亡くなった一方、

妻の倫子が長生きで多産だったおかげで

自分の娘たちを天皇の后にできたからなんですね。

もし道隆や定子が長生きしていたら、歴史は変わっていたかも。


これからソウルメイトとされているまひろと道長がどうなっていくのか、

まひろが何をきっかけに源氏物語を書き始めるのか、楽しみですねニコニコ


そして朝ドラ。

朝ドラは普段興味ないのですが、あまちゃん以来見たい!となっているのが今の「虎と翼」。

テンポが良いのと、主人公の寅子が自分の気持ちに嘘をつかないのがいいですね。

あと、女性の権利があまり認められていなかった時代に

彼女達がどうやって法律の世界に挑んでいくのか興味深いです。


子どもも将来の進路として興味持たないかな?と思ったのだけど

見てほしいなあ、でも勧めても…見ないかな?滝汗