清らかな人に会うと
じぶんの濁りを感じてしまう
素直な人に会うと
じぶんの我の強さが
津波のように
いやおうなく押し寄せてくる
そして
どうすることもできずに
ただ荒波に揉まれている
いつの頃だっただろう
こんなふうに感じていたのは
じぶんの持ってない
他人の持ってるものばかりに目が向き
ほしいほしいと
強く願う
でもそれはどこにもない
探しても
尋ねても
見つからない
ほしいものは
じぶんの外側には見つけることができない
そして
これもいつだったかは分からない
求めても
欲しても
恋焦がれても
手に入らないことに気づいてしまった
なので
認めるしかなかった
持ってないけど、しあわせなわたし
十分じゃないけど、ひとりしかいないわたし
潮が引くように
しぜんにゆっくり
じぶんの土台がみえてきた
必要なもの
欲しいもの
そんなものは
実在しないのかもしれない
在るのは
そこにあるだけでいい
”わたし”なんだと
いつもありがとうございます