心理学を学んでいても
わたし時折、イライラします(笑)
以前、年上の男性の方と
お話しさせていただいたときのことです
その方から
『これからお仕事で、どうしていきたいんですか?』
とご質問いただきました
なので、素直なわたしは
『この仕事で生計を立てていきたいと考えています
そして今まで通り、縁あっていただけるお話は出来る限り
お役にたてるよう受けさせていただく方向で考えています』
と答えました
するとその方
『あー棚ボタを期待しているんですね、今の時代どうなのかなぁ~』
(鼻で笑われた。。。)
え?ちがうちがう!!
わたしは棚ボタを期待しているわけではありません
縁あっていただけるお話を大切にするって言ってるんです
もう一度、説明しましたが伝わりませんでした(笑)
完全にその方のマップでの解釈であり、
それは歪曲され、今の世の中では無理だと一般化されました
そして、次に別の年上の男性との会話の中で
また同じようなことを聞かれたので
やっぱり素直なわたしは
『わしはさらに直感を信じて、生きたいんです
思考のその向こう側にあるものを信じてるので』
と伝えたら、その方
『でも・・・直感っていったい何なんでしょうね?』
とおっしゃるんです!!
え?早っ!!?もう否定するの?
なんだろう、このモヤモヤ感・・・
歪曲やマップの違いもさることながら
わたしの言ったことを、速攻で否定してくる~!!
この後も、ずーーーっと
”でもね・・・”の嵐
キーッてなりました(笑)
そして、さらにもうひと方、これは年下の女性です
今の仕事を初めて
何かいいことはあるのですか?と聞かれたので
本当に心底、素直なわたしは(しつこい 笑)
『そうだね~、まぁサラリーマン時代と違って、あれほど怒らなくなったよ♪』
と伝えました
すると、彼女
『それって欲張りですよ』
え?何が?わたし欲張りなのか!?
彼女の中で何が起こっているのかは
わたしにはまったくわかりません(笑)
わたしの言葉が削除され、歪曲される過程において
彼女の中で、わたしは”欲張り”に変換されてしまったのです
相手と信頼関係を築く方法のひとつに
【バックトラッキング】というものがあります
【バックトラッキング】とは
相手の伝えた内容を、オウム返しのように
同じ単語、同じ言い回しで言い返し、相手から”Yes”を取るというもの
相手が言ったことと同じことを言うので、当たり前ですが相手は”Yes”しかありません
例えば
A 「このあいだ、映画観に行ったんですけど、すっごく面白かったんですよ~♪」
B 「へぇ~、映画を観に行ったんですね~」
A 「そうなんです」
B 「で、すっごく面白かったんですね!」
A 「そうなんです!すごく面白かったです!!」
B 「で、どこがそんなに面白かった教えてもらえますか?」
A 「はい!!えっとですね、始めに・・・」
簡単にお伝えするとこんな感じ
AさんはBさんの返しに対して、Yesしか言ってません
おそらくこの後、その面白かった映画の話で盛り上がることは想像できますよね
これを日常で無意識にやっているわたしは
歪曲や速攻否定にとても違和感を感じ
併せて、会話に疲労感も覚えました(笑)
しかも
仕事という、わたしが大切にしているものの話なのに
ひとって自分が大切にしているものを大切にしてもらうと
とても満たされた気持ちになります
相手から”Yes”を取るということは
その相手を認め、承認し、”相手の自己重要感を満たす”ということです
そうすると、”このひとわたしをわかってくれてる~!”っとなり
軽やかに信頼関係が生まれるのです♪
話を作り変えたり
”でも”という言葉で、すべて否定(しているつもりなくても)したり
これらが相手に与えるストレスは決して少なくありません
わたしはマップの違いやコミュニケーションの際に起こりうる
削除や歪曲、一般化の存在を知っているので
あ~、この人には、いまそれが起きているんだなぁって
理解でき、イライラの状態に長くいることはありません
(聞くだけの立場で、繰り返されるとこの限りではありませんが)
が!!
これってホントに日常でよく起こっていることなんです
あなたのコミュニケーション、大丈夫ですか?
相手の言った言葉を自分の言葉に変換していませんか?
相手の言葉を”でも・・・”という口癖でさえぎってませんか?
もし心当たりがあるなら、今日から改善出来ます
いますぐに始められます
相手から”Yes”を取る会話をしてみましょう
そうです
【バックトラッキング】するんです
相手に怪しまれない程度に、オウムになってみましょう(笑)
いつもありがとうございます