そのずっと上のほうに、まどが一つあいていて、そこから月の光がさしこんで、皇帝と、あのつくりものの鳥の上におちていました。
かわいそうに皇帝は、もうほとんど息をすることもおできになりません。工務店 杉並区
まるで、むねの上に、なにかが乗っかっているような感じなのです。そっと、目をあけてごらんになると、むねの上には死に神が乗って、皇帝の金のかんむりをかぶり、かた手には、やはり皇帝の金のサーベルを、もうかたほうには、皇帝のりっぱな旗を持っているではありませんか。しかも、まわりの大きなビロードのカーテンのひだの間からは、ふしぎな顔をしたものどもが、いく人ものぞいていました。とてもみにくい顔をしているのもあれば、なんともいえずやさしい顔をしているのもあります。
それはすべて、皇帝がいままでになさったよいおこないとわるいおこないでしたが、いま死に神が皇帝のむねの上に乗りましたので、みんなは、どうなることかと、じいっと皇帝を見まもっていたのです。