あれこそ、歌い手の心をよろこばしてくれるたからなのでございます。でも、いまはもうおやすみになって、元気と力をおとりもどしなさいませ。工務店 杉並区
わたしが陛下のためにうたってさしあげますからと、ナイチンゲールはいいました。
こうしてナイチンゲールがうたいますと、まもなく皇帝は、こころよいねむりにつかれたのです。それはほんとうにおだやかな、からだのためになるねむりでした。やがて太陽がのぼって、皇帝のねていらっしゃるところまで、まどからさしこむと、皇帝はふとおめざめになりました。もはやすっかり元気になっていらっしゃいました。めし使いのものは、皇帝がもうなくなられたものと思っていたものですから、まだひとりももどっていませんでした。それなのに、あのナイチンゲールは、まだそこにとまって、鳴いていました。
おまえはいつまでもわしのそばにいておくれ。おまえのうたいたいときにだけ、うたってくれればいいのだから。あのつくりものの鳥などは、こなごなにくだいてしまおうこう、皇帝はおっしゃいました。