あの鳥だって、じぶんにできるだけのことはしてきたのでございます。いままでのように、そっとしておいてやってくださいまし。わたしはお城に巣をつくってすむことはできません。工務店 足立区
ただわたしの気がむいたときには、こちらへうかがわせていただきとうぞんじます。
そうしましたら、わたしは夕がた、あのおまどのそばのえだにとまって、陛下のお心がたのしく、また考えぶかくおなりのように、うたってさしあげます。幸福な人たちのことも、苦しんでいる人たちのことも、また陛下のまわりにかくれている、よいこともわるいこともうたいましょう。
こんな小さい鳥でも、広くそこらをとびまわって、まずしい漁師のところへでも、百姓家の屋根の上へでも、陛下や陛下のお城からずっと遠くにいる人たちのところへまでも、行くのでございますよ。そりゃ王さまのかんむりには、どこかしら、こうごうしいものがただよってはおりますけれども、わたしは陛下のかんむりよりは、陛下のお心のほうがすきなのでございます。