お花たちに聞いてもだめだわ。みんなじぶんの歌ばっかしうたっていて、工務店 江戸川区
カイちゃんのことはちっとも教えてくれないんですもの」
それから、ゲルダはかわいい服のすそをからげて、早く走れるようにしました。けれども、スイセンの上をとびこそうとすると、スイセンがゲルダの足をうちました。ゲルダは立ちどまって、ほそ長い黄色い花を見つめると、スイセンのほうへからだをかがめて、あなたはなにか知ってるの」とたずねました。
すると、スイセンはなんといったでしょうか。わたしは、じぶんでじぶんが見えるんですよ。じぶんでじぶんを見ることができるんですよ。それから、スイセンはいいました。ああ、わたしはなんていいにおいをしてるんでしょう。上の小さい屋根うらべやに、かわいいおどり子が、半分はだかで立っているのよ。一本足で立ったり、両足で立ったりしてね。おどり子は、こうして世界をふみつけているの。まるで美しいまぼろしそのままよ。