と言うわけでかぜみちです^~^ノ
短期間連続更新記録を順調に伸ばし、今日で終了の予感がする今日この頃であります^^;
次の話は少し先になるかもです、そのへんは作者クオリティってことで把握してくださいね?w
それじゃ本編行ってみましょう
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コポッコポッコポッ・・・
何回目のキャストか分からないが、ホッパーを引きながら気がついたことがある
「・・・魚いない・・・よな?」
クランクを引いてもミノーを引いてもスプーンで底を探っても極めつけのラバージグ
やらワームも投入したが・・・いかんせん当たりが全くない
「とりあえず、きゅうけ~い」
ほかの誰もいない空間に言葉を投げかけ、ルアーの針をガイドにひっかけて桟橋の上
に置く、続いて鞄からお茶セットなるバーナーやらを出して展開する
使い込んでようやく鉄味がしなくなったケットルに水をいれ、真っ青な外観のメタン
ガスタンクにバーナーを付けてガス解放、点火スイッチon
シュゥゥ・・・カチッカチッ・・シュゴォォォォ・・・・・・・
青白い炎が回り込むように、ケットルの底を熱し始める
微かに届く風に揺れる葉の音と水の流れの中に一際際立つガスの燃焼音
残量が怪しいので全開加熱を避けているため沸騰するまでかなりの時間を有してしま
った
(むぅ、まだ大丈夫だったか・・・)
火を止め、ゆっくりと常温で冷ます、ここで急に冷ましたりすると水の中の組織が
壊れ美味しくなくなってしまうんですよね、だからと言って直ぐにカップに注いで
いいものでも無いんです、沸騰温度で抽出すると今度はお茶の旨味成分が破損して
しまうんです
難しいですが少し冷ましてから淹れると美味しくなるんじゃないかなぁーと思いま
すぜ
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はい、いい感じに冷めましたよ~(全く小説と言うものは便利である)
どこのスーパーでも基本的に置いてある、アールグレイの即席紙パックをコップに
入れて湯を通す
紅茶の香りを空気に循環させながら、水は紅く染まってゆきます
少し濃いめになるまで入れていたパックを取り出し、とりあえずコップについてい
るた蓋の上に置いておく
直ぐに口をつけようとしたが止めた、よく考えたら“猫舌”じゃねーか俺orz
なんと言うか・・・色々と不便な能力持ちであります、主人公・陸
ようやく飲める温度になた頃ふと視線を対岸のほうへ向けたとき、水面を滑る黒い影
を視界にとらえた
船かどうかは定かではないが、こちらに向けて船らしきものが向かってきているよう
だった段々と影がはっきりと映るようになってくる
朱色の髪の10代後半の少女の傍らには、大きなそれこそ身長ほどの長さのある巨大
な鎌、胡坐を欠いて若干俯いた状態で固まっている・・・ということは寝てるのか?
その船はだれの力も借りないまま、すーっと水面を滑っている
(まぁ、あれだ、魔術か何かの類だろう)
流石に驚くのにも疲れるものだ、まぁ、今までもそこまで驚いたりしていないが・・
ここは幻想郷なのだ、何でもありなんだぜ?一々驚いてたら身が持ちません
木製のバスタブ型モノコックベースの小さな船体は見事に桟橋に着艦した。
すぐ目の前で人が眠っていて、どうやら目的地についたようなのだけども、これは
起こすべき?
目の前の朱色の髪の少女・・・あれ?どこかで見たような?
川、船、大きな鎌、朱色髪の少女
(・・・“こまっちゃん”だよなぁ?やっぱし)
目の前に居るのは紛れもなく“こまっちゃん”こと“小野塚・小町”である
彼女は“死神”だ。
東方・花映塚で初登場したキャラである、三途の川で船頭をやっており主に幻想郷の
者の魂を担当する、らしい
距離を操る程度の能力を持ち、三途の川の川幅を自由にコントロールできるらしく
渡る人のたびに毎回違うんだとか、その基準もどうやらお金の問題だそうで・・・
「・・・っ?、お?・・・着いたか・・・」
伸びをして、首を鳴らし、さぁて!という掛け声とともにこちらを向いて
「!」
見事固まった
「ど、ども~・・・」
目を見開いて固まっている小町にそんな声をかけてみる、無理もない“普通”ここに
来るものは“魂”となった者である、実体を持った状態で来るのは本当に稀なことな
んだろう
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・part3に続く?