と言う訳で異例の長さの幻想入り2日目であります^^;
今回は多少作者個人の妄想が多く含まれますので注意してご覧ください
それではどうぞ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・
(終わりね・・・)
空中でホバリングしながら、私は眼下に広がる本の山を見下ろしていた
今放ったものは、魔理沙にラーニングもといパクられた、通常弾幕・ノンディレクシ
ョナルレーザーをスペル化及びラーニングして強化したもので
レーザーの照射時間と効果範囲を広げたレベルアップ仕様となっているもので、今回
が初使用だったけど、そこまで悪くは無かった・・・かしら?
(けど、スペル無しで展開できるものをわざわざカードにする事も無かったかも・・・)
でも・・・まぁ、色々研究できたし、プラスマイナス0ってところかしら?
時間が余っているスペルを強制終了させ、周囲空間に浮遊させていた大型弾を格納し
て武装を一時的に解除する。
これで残りスペルは2つとなったけど・・・勝負は多分ついているわね
流石に私でも、防御魔法を展開しないとあの中で意識は保てないと思う、どう考えて
もあれは痛い、あの本棚たしか序法書の分厚いやつとか大量に仕舞ってる所だったし・・・
「・・・・・・死んでないといいのだけど・・・」
いざとなったら、永遠亭の薬師でも呼んで秘伝薬で生き返させられるかしら?
でも確か“あの薬”の副作用は“どんな事があっても死ねなくなる”だったような・・・
「!・・・大丈夫みたいね」
本の山の中心辺りから微弱ながらも魔力の発動を感じた
どうにか出ようと努力しているか、もしくは・・・暴走しているか・・・
ここでいう暴走と言うのは、自己に存在する魔力の制御が効かなくなった状態を指
しこれらの原因は、魔力・霊力所持者自身が元で発生する物と外的要因がなんらかの
影響を与え突発的に発生する物の大まかに分けて2つがある
今の状況で考えて暴走しているとすれば、前者の物だと推測される
確かに、術式や魔術の書物がそこら辺にあって外的要因になりうる要因が無数にある
場所だけど、これらの魔導書は一定以上の魔力や術式を習得していないと読めないも
のが多数で、仮に読めたとして即時術を起動する事は不可能に近い・・・
ここでなぜ不可能だ、と決め付けないのは・・・ここが“幻想郷”で、彼は
・・・“外来人”だからだ。
そもそも“ここ”に入ってくる人間がまともな奴な訳が無い“向こう”から
“こっち”に来ると言うだけで、すでに“外の常識を超えた存在”であることが決定
している。
しかも、ここ“幻想郷”の空気に当てられて、どんな反応を見せるか全く分らない
それに先刻のレミィの反応から考えると・・・
(嫌な予感がするわね・・・)
2枚目のスペルカードを取り出す、今度は属性魔法である
カードを飾る絵柄は、竜巻を催した風の紋章
「―――――」
カードに魔力を送り込み起動する、パッと光が散り機能し始めるスペル
振り上げた右腕を振り下ろす、そこから小さな旋風が生まれ互いに引き合いながら
小さなつむじ風となる・・・このつむじ風は回転方向に弾幕を散らすことが出来る
拡散型の低速移動弾幕で見える相手との戦闘ではそれなりに効果を挙げる
弾幕を出さなくても、相手を風の中心に引き寄せ袋叩き状態にするという、副産物的
とも言える効果もある。
過去一回だけだが、魔理沙が狩り(本を借りる事)に来た時、弾幕を得意の高機動で突貫
しようとした際に使用して、見事フルボッコした、と言う歴史ある弾幕なのである。
が、しかし、その数日後、無事こちらがボッコボコにやられたのは言うまでも無い
(全く、嫌な思い出を思い出したわ・・・)
ドアも開けずに外からマスタースパーク撃たれたらどうしようもない、まさに一瞬で
借りを返されたのだから・・・しかもその時は何時もより本を多く狩りられたのよねぇ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・part6に続く