「バイク人による幻想生活・紅魔館編~大図書館第一弾幕戦線~」part4 | どうやら作者は幻想入りしたようです・・・

どうやら作者は幻想入りしたようです・・・

ここは、主に管理人の妄想と幻想とその他もろもろで構成されています。

夢小説が苦手だと言う方はページを閉じてください。

しかしも文章力が皆無なもので、非常に読み辛いところがあるかと思います・・・

そんななので色々と教えてもらえると嬉しいですw

と言う訳でお久しぶりです、かぜみちです^^;

中々続きが思いつかなくて書き上がらなくて・・・すみませんorz

それと、弾幕で戦う時の描写が難しいです、どうやってもなんかgdgdになっちゃうんですよね・・・勉強しておき

ます;;

そんなこんなで、今回あんまり長くないですが読んでやって下さい

それではどうぞ

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ちょうどカウンターの奥にある、恐らくはパチュリー専用本棚、のところに長めの

木刀が2本立て掛けてあった。

近づいて手に取ってみる・・・かなり使い込んでいるみたいだ、持ち手の部分が手の

に微妙に変形している、どうやら所有者は小柄なほうの様だ窪みが若干俺のそれよ

り小さい、それでもよく手入れがされている綺麗な模擬刀である。

(ふむ・・・これの持ち主は2刀流を扱うのかな?)

そんな事を考えながら本棚周辺を見渡すとこれらを保持するためであろう、固定フッ

のついたベルトが置いてあった

俺はなんの躊躇いも無く手に取り、腰にまわす

なんとか最後の穴にバックルを止める事が出来た

(やはり持ち主はかなり小柄みたいだな・・・でも、この木刀の長さは一体・・・?)

保持位置は標準的な側腹左二本(右二本)ではなく、背中側の腰くらいの高さで左方向に

2本突き出したような感じに固定された。

これじゃあ装備して街を歩けなさそうでないんだけど・・・人とかにぶつかって・・

(まぁ、とりあえず武器は手に入った・・・後はどう戦うかが問題なんだよね・・・)

弾幕が出せない以上、回避を繰り返しスペルブレイクを待つ策戦しかないのだが・・

幸いにもスペルカードルールは原作とほぼ同じのようで時間制限があるとの事らしい

けれどこちらの当たり判定は体全体である上、回避も自分の反射反応速度と瞬発力

に重心が傾いている、ただの人間の俺にとって負け戦であるのは⑨でも分るくらいに

明確だ、しかも体力に自信は殆ど無し・・・

(今回は勝つと言うより、何秒間生き残れるか・・・だな・・・)

正直言って10秒以内に\ピチューン/する自信がある、いやまじで

小悪魔が戻ってくる、準備が出来たとの事、何時でも始めていいですよ?と伝えてく

れた。

パチュリーは図書館中心にある広間に待機している

(よし、行こう)

決闘や戦に向かう心境と言うのが少し分かった気がする、

死と隣り合わせの底なしの“恐怖”と、戦いを求める己の“狂気”が入り混じった

不思議な感じ・・・

間合いを置きパチュリーと正対する。

弾幕ごっこの簡単な説明を受ける、スペルカードや弾幕、その他ルールを適当に決め

る、今回の勝負は弾幕及び直接攻撃にて相手の動きを封じるもしくは倒す、それか

チュリー側ならスペルカード切れ、陸側なら魔力切れになどによる戦闘不能状態

にすれば勝ち

「私はスペルカードを・・・そうね、3枚といった所かしら」

「俺はこの木刀と能力と、もう一つ武器を使って戦闘を展開します」

まずお互いにスペルカード名を発表する、今回は事前に申し込んでの戦闘なので

戦いが始まる前にこうして使用スペルを発表しておく、突発的な戦闘の場合はこの段

階は無視して戦闘中に“スペルカード宣言”を行う、後者の場合はどちらかを行動不

能にするかスペルカード切れもしくは魔力・霊力・妖力切れを起こさせれば勝利した

ことになる

前者の場合でも戦闘中にスペルカードを発動させる際には“スペルカード宣言”をす

る必要があるんだけど、俺はスペルカードを持ってないからスペルモドキということ

なんらかの名前を言いながら、もとい叫びながら、能力を発動しますかね?

「準備はいいわね?」

パチュリーが魔導書を何所からとも無く取り出しながら聞く

「何時でもどうぞ・・・勝てる気がしないけど何が何でも喰らいついて行きますから」

木刀に手を掛け左足を引き、抜き打ちの構えを取りながら俺はそのように答える

「ふふっ・・・威勢は良し、か・・・小悪魔」

「はい、パチュリー様」

隣に控えた小悪魔をパチュリーが呼ぶ

「適当に合図をして頂戴、それで勝負を始めるから」

「分りました」

そう答えた小悪魔は天井近く飛び上がりその場で空中静止した

全身の感覚器官がピリピリとした空気を感じ取る、それに伴い増幅する恐怖と狂気の

心、冷たい沈黙・・・それは3人がほぼ同時に発した声により打ち砕かれた

「それじゃ行くわよ?」

「いざ、行かん!」

「始め!」

合図と共にパチュリーは空中に移動し、本を開き、魔法詠唱

ほぼ一瞬で、色とりどりの通常弾の弾幕が空間一杯に展開する。

上手く見切れば通り抜け出来そうな感じはするが、何が何でも攻撃を食らうわけには

いかない、陸は背後に立ち並ぶ本棚の影に隠れるという“防御戦術”を開始する

先刻までいた場所に弾幕が押し寄せ、床に命中、積もりに積もった埃が空中に舞い上

がり、スモークグレネードでも使用したのか?と言うほど視界全体に埃が飛散する

(目とのどが滅茶苦茶痛い・・・ハウス・ダスト・アレルギーになるぞこれ・・・)

咳き込み、涙を流しながらも身を隠すべく、陸は全力で図書館内を走る

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「―――――!!」

属性付加無しの通常弾を私は陸に向かって放ったが、予想通り、というか当然だけれ

ど。回避されたようね

もうもうと舞い上がる埃のカーテン・・・やっぱり大掃除をしないといけないわ・・

(ま、その前にさっさと終わらせて、手伝って貰わないと)

“彼”は多分、私のスペル切れを待つ作戦で動いているはずだから、あまり好きでは

ないけれど・・・力押しの格好になりそうね

タロットカードのような縦長のカードを右手に、左手に本を持ち図書館主はその小さ

な体を飛翔させ追撃を開始した

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「ってか、やべぇ!以外に速かったぞあれ!?」

初弾を避けてすぐに、自分の過信と言うものをいやと言うほど理解した

弾の初速は遅いものの加速の伸びが意外に良くて危うく命中する所だった

通り抜ける?冗談じゃない・・・

先ほどの描写では明らかに“余裕”の回避に思えたかもしれないがそれは誤解である

注意して欲しい、曲がりなりにも、easy仕様でも、4面ボスである、弱いはずが無い

「とりあえず、ここから・・・!!」

視界の隅に小さな白い影が映った

考えるよりも先に体が動く、靴底が床を捉え出来る限りの反力を発生させ、体を前方

に持って行く

後方10cm以下の領域を風斬り音を残しながら何かが通過する

恐らく高速系の弾幕である、種類で言うなら“針”か?

背後の本棚に焦点を合わせれば光の矢のようなものが深々と突き刺さっている

視点を発射点に向ければ、パチュリーがカードを高々と掲げ・・・スペルカード宣言

してる?あれ・・・?

(・・・これってさ?ヤヴァイ?)

パッ・・・とカードから光が溢れる、どうやら宣言終了→スタンバイ・レディ?

状態らしい、次の段階は勿論?

「――――!!」

そう、ファイアとかショットとかシュートとかね

パチュリーの周囲に赤い大型弾が出現し、ゆっくりと回転こちら側をぴたりと向いた

瞬間そこから太いレーザーのような物がこちらに向かって照射される。

「うおっ!?」

一瞬で到達した極太の光熱線に情けない声を上げてしまう

その時にかすったであろう上着の裾を微かに焼き切れていた


革の焼ける独特の匂いが周囲に発生する。

(ちょ!死ねるってこれ!!)

抜けそうな腰に活を入れ、震える足を強制動作させ即行で敗走する

何年振りであろうか、久々の全力疾走、無我夢中に地面を蹴り、風となる

走る俺の横を紅い殺戮光線が抜き去って行く、そして本棚をまるで紙を引き裂くかの

ようにいとも簡単に切り裂いた

無数の本が陸が今駆抜けんとする空間に放たれる

これは・・・明らかに“詰められている”回避する方法が無い

(あぁ・・・ゲームならボムればいいんだけどなぁ・・・)

やけに冷静な思考で俺はそう考えた、東方シリーズにはこちらが操る主人公にもスペ

カードが搭載され、ボムと言う扱いを経て相手の弾幕を一時的に消滅させたり相手

体力を無理やりに削り取ったりする事に使う、言うならピンチを回避するための

自分らシューターの最終兵器である、無論陸にはそのような便利機能は搭載されて

いないし、オプション設定も勿論存在しない

俺は雨の如く降り降りる、無数の記述書の壁の中に成すすべも無く突っ込んだ

何冊もの本と言う本が体中にぶちあたる、後頭部に物凄い衝撃、ギリギリ繋がってい

意識を保つ紐がブチリと切れ、文字通り簡単に意識がふっとぶ

「・・・ぁあ・・・い、て・・・ぇ・・・・」


あぁ、また地球と正面衝突か・・・黒く塗りつぶされて行く意識の中でそんな事を考えていた。

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・・・・・・・・・・・・・part5に続く!?