県立神奈川近代文学館「帰って来た橋本治展」に行きました❣️

5月18日の訪問です。



 



そもそもは、春先、桜を見に文学館前を歩いていた時。

まさにこの展示の、初日に行き遭ったんです。

それで初めて、展覧会を知りました。

こんな偶然、ある⁉️


(その日は時間の都合で、入りませんでした)

 


その日の過去記事




私は35年以上前から、橋本治さんのファンです🥰❤️

人生不遇の時期、心弱った時、橋本さんのご著書にどれだけ救われたかわかりません。

橋本さんが亡くなられたときは、ショックでした。

ご病気とは伺っていましたが、まだ亡くなるようなお歳ではないのに…。

 

 

この日は山手西洋館でコンサートがあり、そこから足を延ばして、文学館を訪問しました。

思った以上に観客がいて、橋本さんの根強い人気を思い知りました。



 

一応ファンなので(笑)展示内容は事前に知っていることばかりなのですが、

改めて驚いたことを少し。

 


①     若き日の橋本さんの、笑顔が本当に可愛いこと❤️キラキラ✨

 

(撮影🆗の等身大ポップです↑)他は写真🆖



や、もちろん何度もお写真は拝見しています。

だけどまとめて振り返って、こんなに純粋な、可愛い顔で笑っていたんだ、って❣️

特にデビュー直前の白浜の写真、こんな満面の笑顔で笑う人、いるかしら⁉️😍❤️

 


②     イラストレーターとしての作品に圧倒される。

 

 プロのイラストレーターだったことは、ご本人が書いているので知ってはいました。

が、私にとっては、あくまで作家の橋本さんだったので、深く受け止めていませんでした。


こんなにお上手とは、失礼ながらビックリです。

考えてみれば、学生時代の駒場祭のポスター、あれからしても腕前はわかるんですけどね、本当に迂闊でした😅💦

 


③     (これは知っていたけど)手編みセーターの素晴らしさ、実物でみられるとは‼️

感激です🥰❤️

 

これに関しては、ちょっと自慢だけど(笑)

私、「橋本治の手トリ足トリ」現物を持っているんですよー。

私は橋本さんより年代が下なので、リアルタイムのファンじゃないのです。

だから若き日のご本を(版を重ねたものは別として)手に入れるような立場じゃないのです。



このご本は、たまたま近所の古本屋に、ひと山いくら、みたいな感じで積んであったのを、しっかり見つけてゲットしたんですよ❣️

今では古書で、軽く一万超えです。

もう15年?20年?くらい前のことですが、あの時は狂喜したものです(笑)

 



↑ジュリーの図案。

 この実物を見ることができました‼️

 


展覧会を通じ、橋本さんを久しぶりに身近に感じて、懐かしく切なく、涙ぐみそうな体験でした。🥰

また何か、読み返そう。



名作「恋愛論」は、読み込み過ぎてこの状態🤣↓

もちろん影として、同じ本を複数買い整えてあります。




今回思い知ったこと。

今まで、私にとって橋本さんは、常に雲の上の方でした。

有名人だし、知識も頭脳も違い過ぎるから当たり前なんだけど、

何より世代が違うので、どうしても追い付かない思いがありました。

常に私を教え導く方、と仰いでいました。



ところが今回。

橋本さんは亡くなったことで永遠の少年になり、私は60のオバさんで。

初めて(年齢だけ)立場が逆転したのですよ‼️



なんて可愛い方だろう❤️

なんてキラキラしてるんだろう✨

初めて橋本さんに惚れたのが、今日なのかもしれません。

教わる立場では、惚れることすらできないのね。

対等じゃないものね。



(今だって対等じゃないけど、私は私で自立したので)



惚れるには、まず、自立しないといけない。

そんな当たり前のこと、橋本さんが亡くなった5年後に、また教えてもらう。涙。




1人で行ったから、ツーショットは撮れなかった。

残念。↓




橋本さんに「またね♡」と言われたらさ…、笑


本当に、またいつか。

雲の果てのどこかで、ね。



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