諜報機関には二種類ある(らしい)。
一つは政府の特定可能などこかから出た指令に従い行動するタイプ。
もう一つは、やはり政府の上の方ではあるが政府首脳の意思とは関係なく作戦立案して実行するタイプ。
いわゆる別班について書かれていた(どこの出版社だっかた失念したが)新書にあった。
いま、ドラマで話題の陸上幕僚監部運用支援・情報部別班(別班)がどちらのタイプなのかはその新書では、読み方が浅いのか判然としない。
ドラマ「VIVANT」で主人公の乃木が選抜されるときの面接試験の情景は、その新書の中に書いてあったものと同じ。
床のタイルの色、すれ違う電気工事士の風貌、グアム島が消された世界地図。
諜報機関の仕業と思うのが田中角栄さんのロッキード社に宛てたピーナッツの領収書の誤配。
私企業であるロッキード社あての封書が米国の国会の委員会宛てに誤配され、あて名がはっきりしているのに転送しないで開封したのは何故か。
これには米国の諜報機関が噛んでいると考えて間違いはないが、この誤配について日本のメディアは何も違和感を感じないらしい。
田中角栄さんは日本の核武装。米国の核の傘から出て核を持つ方法を模索した最初の総理大臣だから、米国はその足をすくった。
ロッキード事件が明るみになってから、田中角栄さんの周辺で亡くなった方が多すぎるのも謎だ。
関係者の事故死が増えているのに警察が何ら監視もしなかったのも謎だ。
もう一人、大平正芳さん。この方も非核3原則の破棄・改訂を模索していたことが知られている。
狭心症で加療入院中に亡くなった。入院中の写真は元気そうだったのに容体が急変したのはやはり米国の諜報機関が関与しているのか。
日本の諜報機関も赤い隣国のプーさんや半島の豚さんの足をすくうことくらいできると思うけど、しないのは別班がない証拠なのか。
無念だ。