鮨 悠伝

テーマ:
千日前通りの南側谷町九丁目と上本町との間にある鮨 悠伝。以前から行ってみたいと思っていたのだが、シンガポールからの知人夫婦が鮨を食べたいというので予約して行ってみる事に。
image
 
店主の西村氏は福喜鮨出身で、リッツカールトン京都で鮨を握っていたという鮨業界のエリート。店もミシェラン一つ星だ。

 

のれそれ。穴子の稚魚。独特の食感。

 

店主の本手返しはなかなか堂に入っている。坊主頭で何となく尽誠の馬生氏に似ている。若いのでまだまだ伸びしろありそうだ。

 

石鯛。

 

北海道産ブリの燻製。柚子胡椒で。脂が乗って美味しかった。

 

カツオの玉ネギ醤油。戻りカツオに丁度いいインパクト。

 
ここでマナガツオの幽庵焼きが出たが写真撮り忘れた。

 

ハリイカ。ねっとり感はある。

 

クエ。冬の白身と言えば関西ではクエ。

 

サバ。載っている薬味はネギと生姜をたたいたもの。

 

タラ白子の茶碗蒸し。

 

マグロは塩釜産123kg。おお!いつも食べている樋長のマグロだ。店主は樋長とつながりがあるらしい。

 

トロ。蛇腹の部分。

 

赤身は漬けで。

 

小肌。

 

左から時計回りに甘エビ、カラスミ餅、鮟肝。緑茶が進む(笑)。

 

赤貝。

 

シラウオ梅肉載せ。

 

フグ白子醤油焼き。今年はフグの白子をよく食べたなあ。

 

蝦夷馬糞ウニ。私の持論、一流の鮨店はウニの量が多いをクリア。ウニの美味しい大阪の鮨店 [食べログまとめ] (tabelog.com)

 

天然の車エビ。肉厚で美味い。

 

ノドグロの炙り。

 

穴子。柔らかく口の中で解けた。福喜鮨の穴子1本にぎりは継承していないらしい。まあ今時古いか。

 

ここで追加でこの店のスペシャリティー、トロタクをオーダー。注文する時面積問題の話はしなかったが、トロ多めでと注文した。

 

タクアンと共にたたかれた樋長のトロ。

 

面積問題クリアのトロタクの組体操。この店ではこれがやりたかったのだ。面積問題とは私が作った用語でトロの断面積がシャリの断面積を上回っている事を言う。大阪の面積問題クリアしたトロ鉄火の美味しい鮨屋 [食べログまとめ] (tabelog.com)

 

赤出汁。

 

割とシンプルな玉子。

 

料金は3人で7万円弱。リーズナブルだ。1週間以内に予約が取れる鮨店の中では最も優れた店の一つ。最近の有名鮨店の予約状況は酷いので、その意味でもこの店の存在は貴重だと思う。

 

美味しかった。ごちそうさま。

 

鮨 悠伝寿司 / 谷町九丁目駅大阪上本町駅四天王寺前夕陽ケ丘駅
夜総合点★★★★ 4.0