令和2年度国立大学法人等職員採用試験~特に関東甲信越地域の申込状況~について | 彼の西山に登り

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今日は東京で新型コロナウイルス感染症の1日の感染者が105人前後と発表され、静かな動揺を呼んでいます。

都知事選が終わるまでは騙し騙しやり過ごすのでしょうが、その結果によっては事態が大きく動くかもしれません。

しばらくはちょっとニュースから目が離せませんね。

 

その東京都知事選挙の投票日7/5(日)は、令和2年度の国家総合職の1次試験と、国立大学法人等職員採用試験の1次試験が実施されます。

 

どちらも全国規模の試験ですが、東京は日曜日の割には朝早めから人出がありそうですから、受験する方は感染リスクを軽減するよう、準備をしておきましょう。

 

試験そのもの以外のことに色々気を遣わなくてはならないのは剣呑ですが、これから2か月ほど1次試験が連続しますから、途中で倒れると大ごとですからね。

 

 

さて、

 

周知の通り、国立大学法人等職員採用試験は、地域ごとに行なわれます。

関東甲信越地域では、今年度の申込者数は、事務系事務で7821人でした。

 

令和2年度実施結果

 

そこそこ人数がいるようにも思えますが、関東甲信越地域では、平成29年度以降、900人台で申込者数が減り続けており、今年度は、令和元年度に比べ、1177人減と、1000人台の減少に突入しています。

 

過去の実施結果

 

また、申込者数の減少もさることながら、より特徴的なのは、過去5年で初めて、女性が申込者数の過半数に達したことです(7821人中4044人)。

 

今年度は、国家総合職と並んで、1次試験が最も早いタイミングになりましたから、併願する他の試験に合格者が流れやすい日程であることを考えると、少なくとも事務系事務に関して言えば、最終的には内定をいただきやすい職種になろうかと思います。

 

国家総合職に1次試験と同日のため、制度発足当初のような、国家総合職の受験生もバリバリ受験してボーダーを引き上げるようなことにはならないと思いますが、それでも例年に比べれば、他の試験を本命とする受験生が、本命を最初の受験にしないために受験するケースが増えたであろうことは予想できます。

 

それは一般論としてはボーダー上昇要因ですが、上記のような申込状況ですので、恐れていたより影響力は抑えられる可能性が高いでしょう。

1次試験は教養試験だけですから、準備段階では基本をしっかり固め、本番ではケアレスミスを避けることを基本に、あと3日をおちついて対策しましょう。

 

1次試験に合格すると、2次試験は各採用予定機関で面接ですが、この様子ではやはり第一志望性というか、本当に来てくれるのか、は厳格に確認されることになるでしょう。

 

 

 

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