令和2年度国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)の受験案内が発表されました | 彼の西山に登り

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【本文】

 

人事院より、今日6/29付で、「2020年度 国家公務員 中途採用者選考試験(就職氷河期世代)」の受験案内及び概要が発表されました。

 

試験情報

 

受験案内

 

概要

 

詳細は上記をごらんいただくとして、試験日程は、

申込受付期間  8/19(水)~8/28(金)

1次選考日  11/29(日)

1次選考通過者発表日  12/25(金)

2次選考日  2021(令和3)年 1/25(月)~2/5(金) (予定)

合格者発表日  2021(令和3)年 2/25(木)

 

「定型的な事務等をその職務とする係員を採用するための試験」で、「1次試験は高等学校卒業程度の問題が出題される」とのことですので、筆記試験対策としては、国家一般職(高卒者試験)の問題が基本になると推測されます。

 

受験資格は、1966(昭和41)年4月2日から1986(昭和61年)4月1日までに生まれた者であれば、国家公務員の欠格事由に該当しない限り、学歴、職歴等関係なく受験できます。

 

採用予定者数の合計は157名ですが、事務、技術、刑務官、入国警備官でそれぞれ地域区分があり、事務以外の区分では、区分により採用のない地域もあります。

最も採用予定が多いのは、事務の関東甲信越区分で、62名です。

ここと事務の近畿区分が12名のほかは、1桁採用です。

 

1次選考は、多肢選択式の基礎能力試験(知能分野20問、知識分野20問の計40問解答)と、作文試験(1問)です。

ただし、作文試験は2次評価ですので、1次選考通過者は、基礎能力試験の高点順で決まることになります。

 

上述のとおり、問題の難易度は高等学校卒業程度で、「判断推理」ではなく「課題処理」名称になっています。

問題の難易度から考えると、ボーダーは高めに考えて、早めに対策を始めたほうがいいでしょう。

 

次に、この試験は、1次選考は人事院が実施しますが、2次選考は採用予定機関が実施します。

したがって、障害者選考試験のように、各府省で採用面接等を行った結果を受け、採用内定者=最終合格者という運用になると思われます。

ただ、2次選考のみ、試験日程に(予定)というかっこ書が付いていますので、2次選考期間については、今後変更される可能性があります。

 

 

いわゆる就職氷河期世代を対象にした公務員試験は、地方自治体でも実施されていますが、採用予定者数の点でいえば、この国家公務員試験は多い方です。

かなりの競争率になることが予想されますが、申込受付期間もまだ少々先ですし、傾向を押さえた早めの対策で先行することによって、人生の再構築を図れるチャンスです。

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