昨日は大手予備校さん実施の模擬試験があり、
結果についてあれこれ受講生の話を聞きました。
くどいようですが、模試は模試ですから、
本番で点数をとれるように、弱点を発見するつもりで受けるのが基本です。
また、模試の出来がよかった方も、自信を持つのはいいことですが、
くれぐれも慢心しないように。肝腎なのは本番です。
さて、
3月も最後の週に入り、来週から「平成24年度」になります。
東京大学が、アメリカ等に合わせ、大学の秋入学を提案しているようで、
実現するなら他大学も同調するでしょうから、
その場合、「学校年度」の扱いは企業就職の扱いはどうなるのでしょうか?
かなり乱暴のようにも思われますが、
実際にはもっと乱暴なことも昔はあった訳で、
周知のように、明治政府が従来の太陰太陽暦を太陽暦に変えた際には、
明治5年11月9日に改暦詔書を出して、
「明治5年12月3日を以て、明治6年(1873年)1月1日とする」としたため、
施行まで23日しかなかった上、明治5年の12月は2日間しかなかったことになります。
いちいち具体例は書きませんが、官民問わず大混乱だったようです。
なぜこんなに強引に実施したのかといえば、よく知られていますが、
明治6年は旧暦では閏年だったため、改暦すれば官吏の俸給を13カ月分※支払わずに済む上、明治5年12月分の俸給も支払わずに済む(2日しかないという理由で)という、財政上の理由が一番大きかったようです。
これだけ聞くと法外なようですが、
いまだにマイルとかポンドとか通用している国もあることからわかるように、
度量衡の変更というのは大変な抵抗を伴いますから、
どこかでエイヤっと実行してしまわないと、収拾がつかなくなるとも言えましょう。
こういうことを「民主的に」行うというのはかなり難渋しますから、
学校年度の変更は、明治政府のようにバッサリとはいかないかもしれませんね。
※太陰太陽暦(以下『旧暦』)における「閏年」というのは、「閏○月」のような「閏月」を設けるので、1年が13カ月になります。
そもそも旧暦は月齢に合わせて1カ月が30日、1年が360日ですから、地球の公転との関係では相当半端が出ます。太陽暦のように4年に1度2月を29日にすればいい、程度の微調整では足りない訳です。
ちなみに、旧暦は月齢を基準とする以上、1日は必ず新月、15日は必ず満月です。井沢元彦氏の「逆説の日本史」を読んでいて「おお」と思ったのですが、本能寺の変は天正10年6月2日(新暦では1582年7月1日)ですから、ネオンがない時代、降ろうが照ろうが深夜は真っ暗です。夜襲には好都合ですね。
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