皆さんこんにちは
今日もはっきりしない天気ですね。
浦安では今、大粒の雨が降ってきました
雨は直ぐにやんだのですが、洗濯物が少し濡れてしまいました
こんな日が続くと洗濯物を干して出かけられないですね
そんな水曜日のテーマは「東京ディズニーリゾートで体験した事」です。
昔を思い出しながら書いて行きますので、どうぞお楽しみ下さい
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全国で旅行支援なるものが導入され、各地の観光地が賑わっているようですね。
東京ディズニーリゾートも、周辺の道路に地方ナンバーの車や観光バスが増え、
賑わってきている様子がうかがえます
そんな様子を見ていると、「良かったなぁ」という思いと、
昔、東京ディズニーランドの集客が落ち込んで、
「今では考えられない営業活動をしたなぁ」なんてことを思い出してしまいます。
「集客が落ち込んで」と書きましたが、コロナのような落ち込む要素が無いにも関わらず、なぜだか集客が落ち込んだ時期があったんですよ
その事を周りの友人へ話をすると、
「そんな事無いでしょ」
「いつでもゲストが一杯で営業活動なんかしなくても良かったでしょ」と
言われてしまうのですが・・・
でも、本当に一度大きな落ち込みを経験しているんです
では、その時期どんな営業活動をしたのかというと・・・
①浦安、葛西など東京ディズニーリゾート周辺のマンションにチラシを配った事。
②50名、100名毎に入園者プレゼントを実施した事
③ホームタウンパスポートを作りキャンペーンを展開した事
などが主な活動でした。
特に①の話をすると皆揃って
「えっ!そんな事したことあるんだ!」
「東京ディズニーリゾートがそんな事を!?」
なんて驚きの声を上げられてしまいます
確かに、チラシを配るなんて街のお店が行う事のように感じるかもしれませんね。
実際、配った私も「何でこんなことまでしなくっちゃならないの💧」と思いながら
配っていましたしね
でも、その甲斐あってか、
チラシを見た地元の方々が友人や親戚を引き連れてきていただくことができました。
結果を見た時、「配ったかいはあったかな!?」とは思いました
思ったのですが・・・
日々万単位の集客を求められている身からすると、
その結果は、私たちが求めている数字には”ほど遠い”ものだったんです
「ちぇ、足が棒になるまで階段上がって配ったのに・・・💢」と思ったものの、
「もうやらなくて良いかも」と安堵したことを思い出します。
そんなチラシ配りよりも遙かに効率も効果も高い結果となったのが、
②と③の活動でした
②や③は、それなりの大きなコストはかかります。
でも、その見返りも大きかったんです
特に、②は、プレゼントの内容が豪華だったせいか大きな反響を呼びました
例えば・・・
周辺ホテルの無料宿泊券やTDLチケット、ぬいぐるみ等ディズニーに関連する商品。
そして、高級日本車や高級外車。
ゲストにとってはディズニー関連商品の方が嬉しいのかもしれませんが、
ディズニーが車をプレゼントすることは、新聞や雑誌に大きく取り上げてもらう事になったんです
企画したのは私ではないので、当初は、車をプレゼントすることをディズニー側に
「よく承認させたなぁ」と関心して見ていました
「お前の企画は凄い!」と担当者を褒め称えたこともありました
ところが、後から知ることになるのですが、
このプレゼント企画はアメリカが最初に行った内容だったんです
それを聞いた時、「何だよ。あいつ」と思いましたね
思ったのですが、「さもありなん」とも思ったんです
なぜかというと・・・
”本国で行った事は日本でも行い易い”
”日本で最初に企画することは通りにくい”
というのがあったからなんです。
これは、コンテンツを持つ側が強い・・・
といパワーバランスが現実として存在しているからなんです。
なんて・・話がそれそうなので・・・、
とにかく、そんなこんなで、落ち込んだ集客は持ち直して行く事が出来ました
さて、さて、コロナでこの3年大きな落ち込みを見せているTDR。
この非常事態の中、後輩達はあの手この手で集客の確保と利益の確保、
そして最高のおもてなしを提供する為に創意工夫していることでしょう
その創意工夫こそが、
企業の成長のエネルギーとなり、さらなる発展に繋がると私は信じています。
ガンバレ東京ディズニーリゾート
ガンバレオリエンタルランド
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今日は以上です
それにしても、旅行支援なるものが修了した後はどうなるのか心配ですね。
一時の栄華にならないように、国には考えてもらいたいものだと思います。
それでは、また来週
元ディズニー親父の松本でした。