皆さんこんにちは
久しぶりにブログを書かせていただきます。
なんと・・・6月22日以来になってしまいました
この間、健康面でいろいろあり
パソコンの前に座るのが億劫になってしまったものですから・・・
これからは、身体のケアをしつつ、
書いて行きたいと思いますので、
これからも宜しくお願いします<(_ _)>
それでは、月曜日のテーマ「犬との思い出」を始めさせていただきます。
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前回、といっても6月22日のお話しは、
2歳の頃に何故、ワンちゃんが好きになったのかを書かせていただきました。
今回は、時代が進み・・・私が5歳の頃
実際ワンちゃんを始めて飼った時のお話しをしてみたいと思います。
当時、現代のようにワンちゃんとの出会いは、
ペットショップ等ではなく、
生まれたてのワンちゃんを路地裏で拾ったり、
街をうろうろしているワンちゃんを家に連れて帰るなんてことばかりだったんです
こんな書き方をすると、日本が非常な国のように感じると思うのですが、
まだまだ、私が5歳の頃の昭和の日本は、環境的には貧相な国だったんですよ。
電信柱は木でしたし、
家の塀も黒く塗った木材。
道もアスファルトなんて一部でほとんどが土を固めたものでした。
そんな昭和には、野良犬か捨て犬しかいなかったんです
ですから・・・・
私の家にやってきたワンちゃんも
父が仕事の途中で拾ってきた雑種のワンちゃん(オス)でした
そんな出会いではあったものの、
私は嬉しくて嬉しくて、父がワンちゃんを連れて帰ってきた事を知ると、
大喜びでワンちゃんの周りを走り回ったことを思い出します
「名前は何にしよう?」
「犬小屋作らなきゃ」
「ご飯は僕が上げるよ」
「散歩も僕ね」
父や母に息をするのを忘れてお願いしていましたしね
そして・・名前は”ちび”とし、
次の父の休みの日に、雨が降っても身体がすっぽり隠れる少し大きめの
犬小屋を一緒に作りました🔨
その頃の家は、小さいながらも庭がありましたので、
家の窓から見える位置に犬小屋を置き、
ことある毎に目配りをしながら、毎日私がお世話をしていきました。
そんなある日・・・
ちびとよく似たワンちゃん2匹が、”ちび”の側に寄って来たんです。
1匹は大きなオスのワンちゃん。
もう1匹は少し小さなメスのワンちゃん。
”ちび”に近寄ると、鼻を近づけ、
「クゥーン」と鳴きだしていました。
その光景を見ていた幼い私は、
「ひょっとして」
「ちびのお父さんとお母さんかな」
と呟いていたんです。
父が拾ってきた”ちび”でしたが、
親子で街を歩いているうちに、
「”ちび”が迷子になってしまったのかもしれない」と思いました。
「どうしよう」
「ちびを返してあげようかな」
「でも、でも、でも・・・」
そんな事を考え、迷っているうちに2匹はどこかへ消えてしまいました
2匹がいなくなった後、”ちび”の側に急いで近寄り
「ごめんね。お父さん、お母さんだったら寂しいよね」
「ごめんね。ごめんね。」
と”ちび”に謝っていました。
そんな私の言葉に”ちび”は、吠える子も無く、そっぽを向くこともなく、
顔をなめてくれたのを覚えています
今になって思えば、
「気にすんなよ!」って言ってくれたのかもしれませんね
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今日のお話は以上です。
ワンちゃんがうろうろしているのが当たり前の昭和の日本。
今だったら、直ぐに保健所おくりかもしれませんね
では、また、来週
元ディズニー親父の松本でした。