皆さんこんにちは
いつも読んでいただき、ありがとうございます
今日も咳が出るものの、体調は順調に回復しております。
そんな木曜日は「経営アドバイザーブログ」です。
久しぶりとなってしまった木曜日のブログですが、
頑張って書かせていただきますので、
宜しくお願いします。
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前回までは、仕事が楽しくないと感じる”仕事の人間関係”について、
3つの区分に分け改善策を書かせていただきましたね。
参考になったでしょうか
今日からは、仕事が楽しくないと感じる”やり甲斐の無い仕事”について、
私の体験事例を交えて改善策を書いてみたいと思います。
ところで・・・
この”やり甲斐のない仕事”とは、どのような事を指すのでしょうか
まず最初に考えられるのが、
”自分が望んでいない仕事”に就いてしまった”ですよね。
では、望んでいない仕事に就いたのはどの段階なのでしょう
例えば・・・
①新入社員として始めて就く仕事から
②異動による仕事の変更
等が考えられます。
①の場合、
会社を選択する時は、
「この仕事が出来る会社なら入りたい」とか
「こんな仕事をしている会社で働きたい」等と
夢と希望を持って入社試験を受け、入社が決まった時は幸せ一杯だったはずです
でも、入社してみると「自分が夢描いていた仕事では無いことがわかった」
だから、仕事が楽しくないと感じてしまっている・・
②の場合、
定期異動で現場から本社部門へ異動した。
本社部門から現場部門へ異動した。
上司と折り合いが悪くなり、左遷的な意味合いで異動させられた。
等、自分の意思とは関係ない力が働き、納得もへったくれも無いまま
人事異動をさせられたケースですよね
こんな感じの①と②、どちらにしても”辛い”ですよね。
どんな理由であれ、自分がやりたい仕事が出来ないとなると、
前向きに仕事に取り組む気持ちが薄らいでしまいますものね
でも、働かなければ生きていくお金をもらえない
だから・・・
日々、定時に会社に行き、やりたくも無い仕事を黙々とこなす。
だからといって、人間関係をこじらせたくないから
同僚とはそこそこコミュニケーションを取り、愛想笑いも忘れない。
そして、残業は極力しないようにしながら、定時で家路に着く。
そして、この繰り返しをすることが自分の幸せだと”あきらめの境地”となる。
さて・・・
今日からお伝えしている
仕事が楽しくないと感じる”やり甲斐の無い仕事”を私なりに妄想してみると、
こんな感じの①と②の感情と行動パターンが見えてきたのですが、
いかがでしたか
「違う違う」と思った方、私の妄想が過ぎたかもしれません。
「違うけど、そういう面もあるかも」と思った方、私と一緒かもしれません。
実は私は、①と②の両方を経験しています
ですから、
”真のやり甲斐の無い仕事ホルダー”と言っても良いかもしれないんです
例えば①のパターンの私は、
オリエンタルランドに入社した動機の1つに宣伝というのがありました。
東京ディズニーランドを世間に知ってもらう”宣伝の仕事”がしたかったんです。
でも、結局辞めるまで一度も宣伝部門へ行くことはありませんでしたね
例えば②のパターンの私は、
入社して4年後、現場部門から本社部門への異動の辞令が出ます。
「宣伝部門への希望が通ったのかな」と思いきや人材育成の人事部でした。
なんとかその部門で約10年過ごし、又異動の辞令が出ます。
「今度こそ、宣伝部門かな」と思いきや・・・
”絶対に就きたくないと思っていた営業部門”への異動でした
こんな感じで、希望は一度も通ること無く仕事をこなしてきたんです
「じゃ、34年間も勤めてきて楽しくなかったでしょ」と聞かれれば、
「そんな事無いですよ。楽しかったですよ」と答えられます。
では、何故、そう答えられるのでしょう
そこが、一番重要な事ですよね
結論を最初にお伝えすると・・・
「理念を心の中心に置きながら仕事したから」なんです。
入社当時、オリエンタルランドにはキャッチコピーがありました。
新しい会社ということもあり、
ディズニーランドを運営するということもあり、
明確な理念は無かったのですが、
ディズニーの「全てのゲストへ幸せを提供する」という素敵な考え方を模した、
「素晴らしい人間とその世界」というものがあったんです。
その言葉を心の中心に置きながら、意図した仕事ではありませんでしたが、
楽しく創意工夫をしながら遂行して行ったんです。
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さてさて、また長くなってきましたので、
詳細については次回以降とさせていただきますね
今日は、最後に”理念”が出てきましたよね
経営者だろうが、一般社員だろうが、
自社の理念がいかに重要かということなんです
次回以降、この理念を基にした考え方、改善策をお伝えしていきますね。
それでは、また来週
元ディズニー親父の松本でした。