皆さんこんにちは
今日は一段と寒い一日ですね
皆さんのエリアは雪が降っているのでしょうか
浦安は、今のところ雪ではなく雨が降っています
夕方から母の3回目のワクチン接種なので、
なんとか雪にならないことを祈っているんです〔(/-o-)/〕
そんな木曜日は、「経営アドバイザーブログ」です。
今週も頑張って書かせていただきますので、
宜しくお願いします
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先週は、人材育成の魔法の言葉”なぜ”をご紹介しました
今週と来週、2回に分けて、この”なぜ”を活用しながら実践する
・研修手法
・部下育成
について書いてみたいと思います
まずは、”研修手法”についてです
皆さんが行う研修の仕方は、やはり教育手法を行っていますか
私がディズニーで行っていた研修は、
主に、”学びの手法”で行っていました
では、どのように行っていたかを
”迷子の対応”という研修を例にご紹介したいと思います。
まず、キャストを研修室に15名程度集まってもらい、5名のグループに分けて座ってもらいます。
そして、全員に研修のテーマ”迷子の対応”と告げていきます。
テーマを伝えた後、時間を区切り、5つに分けたグループ毎に
話し合ってもらうことからスタートしていくんです。
話し合いは、”自分がこれまで行ってきた対応の仕方”
新人については、”自分が考える対応の仕方”等を語ってもらいます。
そこで、自分の意見と他人の意見の違いを”感じ”てもらい、
「そんな方法もあったのか」という”気づき”を得てもらうんです
その後、その内容をグループ毎に発表してもらい、
他のグループとも共有しながら気づきを深めていきます
でも・・・ここで終了しては勿体ない
ほとんどの場合、ここで研修を終了してしまうケースがあると思うのですが、終わらせてしまってはホントに勿体ないです
なぜなら・・・各グループが発表した内容について、
”投げかけ”を行い、”気づきを深化させていく”
というプロセスが一番重要だからです。
それをするのは講師の役割。
つまり、これこそが講師の重要な役割になっていくんです
「なぜ、そのような方法を取ろうとしたのですか」
「なぜ、そのように感じたのですから」
「なぜ、ゲストは迷子になってしまったのか考えましたか」
などなど。
”なぜ”を連呼しながら、話し合った内容に対しても疑問を投げかけ、
どうしてその方法をとったのか
どうしてそういう状況になってしまったのか
などを考えてもらうんです
ですから、講師は、事の本質を見極めておかなくてはなりません
そのように進めることによって、自分たちが考えた方法に
プラスアルファのおもてなしの心が発見出来ますし、
この例の場合、”迷子を出さない工夫”にも話が発展していきます
ということは・・・
1つの疑問が複数の課題を浮き彫りにし改善へと繋がっていく訳です。
さらに・・・
そのような話し合いは”忘れない”はずです
忘れなければ、自分が実際現場で同じような場に居合わせても、
思い出すことが出来、行動に落とし込みやすくなっていきます。
①自分と他人との考えを共有する
②自分の考えを深掘りできて理解を深めていく
③実際の行動に落とし込みやすくなる
この3つの効果になる”気づきへの誘導”は、人材が自分自身で感じ、
気づきながら成長してもらえる、大きなメリットを生み出していくということになるのですから。
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さて、今日は以上となります。
いかがでしたか
気づきを誘発するには、講師の役割って重要ですよね。
来週は、部下育成について書いて行きますので、
お楽しみに
では、また来週
元ディズニー親父の松本でした。