皆さんこんにちは
月曜日になりましたね。
今日は、確定申告の準備で午前中から、
時間を費やしてしまいました。
そんな月曜日のテーマは「私の体験した不思議なおはなし」
今日も頑張って書いて行きますので、宜しくお願いしますね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回は、父の最後の面倒を見てくれた私の”化身”である新聞屋の
親分のお話を書かせていただきましたね
多くの苦労を家族にかけた父は、最後の最後まで面倒を家族にかけて逝った父だったと今更ながらに思います
そんな家に育つと、自分の力で自分の夢を築いて行かないといけない宿命を負わされます
ですから、時には「二代目は良いな」とか「兄弟がいると良いな」など
自分にないものに憧れを持つことが正直あります
でも、二代目は二代目の苦労、兄弟は兄弟がいる苦労があることを
周りの方に聞かされると、今の自分の環境で精いっぱい生きていかなくてはならないと言う事を再確認するのです
この不思議なお話でも書かせていただきましたが、
私の幼い頃からの夢の一つは、
戸建ての家を建て家族が笑顔で暮らす事
そんな素朴な夢が私にとっては大きな夢の実現でした
私がその夢を叶えたのが31歳の時。
夏が終わりかけの9月の事でした
最近ではあまり見かけなくなりましたが・・・
家の土台が出来、柱が立つと「建前=上棟式」と言って
近所の皆さんへ、「宜しくお願いします」という思いを込めて、家の2階から餅やお菓子などを投げてお披露目をしますよね
また、大工さんや家族たちが集まって、まだ壁や屋根のない場所で
お酒やご馳走を食べながら”家が建つお祝い”と”最後まで無事に建物が建ちますように”という思いを共有します
我が家もそんな「建前=上棟式」をさせていただきました
その時の写真を見返してみると、
そこに参加した全員が笑顔で本当にうれしそうに映っています
私も心から幸せな時間を過ごさせていただきました
そんな、幸せ一杯の建前が始まり、30分位経った頃、
叔母が一言「あれ?今日はおまえのお父さんの命日じゃなかった?」と大きな声を張り上げたのです。
「確かに」と私は答えていました
皆さんは信じられないと思いますが、悪い思い出ばかりの父の事は、亡くなってからほとんど忘れていたといっても過言ではなく、
命日さえも忘れていたのです
それだけ、私にとっては良き父ではなく、どちらかと言うと憎くべき父。
そんな父の事など死んでも縁を切りたかったというのが本音でした
ですから、父の命日に建前をするなんてことは誰も意図せず行われたという事なんです
さて・・・
皆さんはこの状況を次の内どちらだと思われますか
①全くの偶然
②亡き父の導き
はたして
偶然だとしても、偶然は必然と言う言葉もあります。
私は、”父の導き”だと考えることにしました
生きている時は何も出来なかった父でしたから、死んでから夢を実現できるよう導いてくれたと考えることにしたんです。
それまで仏壇も作らなかった私でしたが、
家を建てる時、ちゃんとした仏壇を造り、命日を忘れないように過去帳で確認できるようにさせていただいています
あっそういえば・・・
仏壇の前で娘が写真を撮ったのですが、
その写真には、たくさんの「オーブ」が映っていたんです
初めて見たのですが、
怖さなど一切なく、とても綺麗だと思ってしまったのでした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてさて、今日のお話はおしまいです。
それにしても、命日を忘れていた息子なんてどうなんでしょう
オーブが写ったのは、
ひょっとしたら・・・「俺のこと忘れないでいてくれよ」という
私への”シグナル”かもしれませんね
では、また
元ディズニー親父の松本でした。