こんにちは
今回は看護師の重留が担当いたします
日々動物病院にはわんちゃんの様々な『いたずら』について
悩んでいる飼い主様の声を多く耳にします
例えば、
「電気コードを噛んでいて危ない…」
「ゴミをよくあさってしまう…」
「家具を噛まれて大変…」
「誤食をしてしまって手術をすることに…」などがあり、
これらはわんちゃんにとっても非常に危険な行動です
今回は命に関わる事故を防ぐための環境設定と対応方法について
簡単にご紹介します
①犬の“噛む”習性を理解する
元々わんちゃんは獲物を嚙み殺して狩りをしていた動物のため、
今もその習性は残っています。
②一緒に遊ぶ機会をたくさん設ける
様々なタイプのおもちゃを獲物に見立てて狩りを模倣することが楽しみとなり、
噛みたい欲求を満たすことができます。
③一人遊びで噛む欲求を発散
おやつなどを入れられて、遊びながら食べることができる知育玩具がオススメです。
飲み込みすぎない程度で噛める大きさのものを選びましょう。
④噛まれて困る物、危険な物は置かない
一般的に1歳頃までに遊んだ経験のない物は大人になっても興味を示しにくくなるため
子犬の頃の管理が必要です。
⑤片づけられない場所には入れない
キッチンや電化製品がたくさんあるような場所には
ゲートなどで入れないように管理することが重要です。
このように、わんちゃんの噛みたい欲求を満たしてあげつつ、
わんちゃんにとって安全な環境を整えてあげるようにしましょう