自分の個性をビジネスにした人たちのお話

ブログを引っ越しました

世界のどこにいても生きていける人
それって誰でもなれることを教えてくれてる本

１万円起業　クリス・ギレボー著
この本は普通の人々が自分の得意やちょっとしたアイデアで起業し、それで食べていけるようになった例をたくさん紹介してくれています。

会社員の傍ら起業しようとする方も、経営者でバリバリ稼いでいる方も、いろいろなアイデアを得られる本じゃないかなと思います。

【ポジティブ派VSネガティブ派】

こういった本を読んで、ポジティブに受け取れる人とネガティブに受け取っちゃう人がいます。
「よし！私も頑張ろう！」と思える人と「こんなの自分にはできない。」と思ってしまう人です。
世の中の風潮として、ポジティブが正しいみたいに言う人もいますが、そんな風にいつもポジティブに受け取る必要はないです。ネガティブも必要です。ネガティブさって慎重さでもあるので、なんでもポジティブで行こうっていうのはちょっと違うかな～と思います。
実は落ち込んだ時に何かのアクションをして無理やりポジティブに変換すると、その時は良いけど、ちょっと後で物凄い落ち込みに襲われるそうです。
今、塾業界ではコーチングっていうのが流行なんですけど、あるグループでは常にポジティブさを求められたりしていて、あとで鬱状態になる人が２～３人いました。
これって相当危険なんですって。
コーチングを受けてポジティブになって頑張ろう！と思っていたのに、何日か経って、また落ち込みがひどくなって、そのコーチのところに舞い戻るというような事を繰り返していたら、それは意図的に従属させるための手法を使われているらしいです。
計算ずくでやってるらしいですよ～～～こわいですね～～～
これについてはまた書きます。
今は塾だけでなくコーチングが流行していますけど、そんな繰り返しがあったら、ちょっと立ち止まって、というか、引き返した方が良いかもしれません。

で、話を元に戻して・・・
ネガティブは悪いものではありません。
ポジティブ派の人たちも「よし頑張ろう！」と思っても実行に移せる人はごく少数でしょうしね(笑)

【自分は何もない普通の人】

ただ、ネガティブに受け取る方の中に「この本に紹介されている人たちは、それまでに既に何らかのスキルの下地があった人たちばかりで、本当に何もない自分のような普通の人間には、こういう例は何の役にも立たない。」と考える人も多い気がするのですよね。こういった本のレビューにはそんな意見をよく見ますし。私もそう思っていました。

でも、本当にそうでしょうか。
自分では大したことないと思っていても、それが他人様から見るとものすごい事だったりするというのはよくある事のようです。
子供たちを見ていても、「え！？そんなことができるの？？　すごいじゃん！！」と感動することは多いです。
子供たちは「自分のやってることなんて大したことない」っていつも言いますが、それをお金に換えることはできるだろうな～と思いながら見ています。

・・・というか、本当に何もない人がいたら、そのほうが凄いとおもっちゃったりして・・・

【やっぱり“好き”を追求するのが良いのでは？】

ただ一つ、この本の中で私が賛成できないポイントがあるとすれば、「自分の情熱があれば仕事になるという訳ではなく、社会のニーズが必要だ。」という箇所です。
“社会のニーズはあるのに本人が見えてないだけ”という事は多いと思うので、そんなことは考えないほうが良いのではないかと私は思います。
「こんなこと、私くらいしか好きな人いないよな～」と思うような事が、実は世界でみたら結構同じ趣味の人がいた。とか、そういう事こそ他人を強烈に惹きつける。とかが普通にあると思うので、「いくら自分の好きな事でも、社会で必要とされていなければ無駄じゃない？」という意見には反対です（笑）

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