本州一の極寒地として知られる盛岡市・藪川の岩洞湖で31日、氷上ワカサギ釣りが解禁された。
暖冬のため、記録が残る1998年以降過去2番目に遅い解禁という。
”ワカサギ”
自分も釣り好きだが、もちろん釣った事なんてないし、たぶん見た事ももちろん食べた事もない。
しかーーし、この写真を見ているだけで寒くなる。
氷上で、寒い中、じっと動かず、誠に失礼だが、ちびっこい魚を釣る。
自分にはとてもではないが、真似できない。
が、この釣りにもまた愛好者には堪らない醍醐味があるのだろう。
よーーーし、今日はタイトルについて書こう。
あっという間に新年の1ヵ月が過ぎ去り、2月となった。
新しい月になったので、弊社の顔である、”看板君” も更新しなければならない。
今月はこれ、
前職の水産飼料メーカー勤務時、ビール大手のキリンビールと一緒に仕事をする機会があった。
キリンから出向して来ていた50代のたたき上げの人(Kさん)がいたのだが、バイタリティーのあるなかなか面白い人だった。
一緒に飲んだりもしたが楽しい酒、しかもKさんはめっぽう強かった。
そんなKさんなのだが、教えてもらって、未だに記憶に残る話がある。
その話というのは、「盲人と象」という話。
ある日の事、盲人が象を触ってその正体を突きとめようとした。
1人目は象の鼻に触り、「象とは蛇のようなものだ」と言った。
2人目は象の耳に触り、「象とはうちわのようなものだ」と言った。
3人目は象の足に触り、「象とは木の幹のようなものだ」と言った。
そして盲人たちは長いこと言い争い、それぞれが自分の意見を譲らず、真実が見えなかった。
というもの。
その頃、まだ30代だったが、思わず納得してしまった。
その他にも、
「業務において、腹にためこまず思った事は口にするように。」
そんな事も教わったりした。
今思えば、恐らくキリンみたいな大手では、強い組織を作るため、社員教育などでそんな話をしているのだろう。
自分は基本的には、瞬間湯沸器。
小さい頃はそれこそ、一言気に入らない事を言われようものなら、すぐカッとなりつかみ合いのケンカをしていた。
今でも、根っこの部分は変わらないと感じたりしている(笑)
”枝葉末節にとらわれず、物事の本質を見抜かないと、決して正しい判断はできない”
自戒の意味を強ーーーく込めて、今月の看板にしてみた