JR東海が、新幹線内でまるでお店のビールのように泡立った ”泡ビール” を販売するそうだ。
新幹線の車内販売は低調で、JR九州は中止、JR北海道も一部では同様に中止の方向にあるという。
サラリーマン時代には新幹線乗る事もあったが、最近乗ったのはいつだろう?
今回の、”泡ビール”。
なかなか面白いアイデアと思うが、普通の缶ビールを特殊なサーバーで単に泡立たせただけみたいなので肝心の味は変わらないような・・・・。
その点どうなんだろう?
でも、やはり色々なチャレンジは必要であると思う。
よーーーーし、今日はタイトルについて書こう。
先日アウトドア五右衛門風呂(湯牧民)をお世話になったO様。
そのO様とのやり取りの中で、湯牧民に関する有用な情報を色々と得られた。
湯牧民は簡単にポンと置くだけなんて甘く考えていたが、設置に要領がいる部分もあることも判明。
そこで、正確には ”組み立て方” と思うが、今日のテーマ、「五右衛門風呂の作り方」でまとめてみる事にした。
本題に入る前に、湯牧民の詳細サイズについては下記参照ください。
[アウトドア五右衛門風呂(湯牧民/デラックスタイプ)の組み立て方]
1、基礎作り
コンクリート平板等を敷く。
当然ながら、土間コンクリート打設しても良い。
2、かまど下部をレベルを取りながら置く
3、かまど下部内部に火床となる耐火煉瓦を敷く
これが、メーカー施工説明書通り。
ただし、これだと、
・レンガの敷けていない四隅に灰が溜まり掃き出せない上にそこに薪が落ちる
・レンガの厚み分浴槽底面との距離も近く、薪が浴槽底に当たりたくさん入らない。
等の不具合が起きる。
そこで、もっと良い裏技がある
(裏技)
・耐火レンガはかまど下部下のコンクリート床板の上全体に敷く。
・かまど下部を据付けてから手前焚口の下枠のレンガを2枚程度抜き取る。
そうすると、焚口の下枠の下に隙間が出来るので、そこが灰掻き出し口になる。
吸気口にもなり、おまけにレンガの厚み分浴槽下に余裕が出来るので、薪も
沢山入る。
4、かまど上部を置く (写真は2現場分混ざっています)
あらかじめ、上記のようにバルブをつけ排水できるようにしておけばベスト。
(注)排水パイプ(小ネジ用)でないと上記バルブは取り付けできません。
湯牧民購入時指定しないと、通常付属品は排水パイプ(荒ネジ)用となります。
5、浴槽の据え付け
(ここがなかなか難しいとのO様のお話)
足が三つ足なら問題ないが、四つ足なので必ずガタが出来る。
奥2つと手前1つで水平をだして固定し、残り手前1つは、焚口を開けて下から押し上げて合わす。
これでガタは無くし、釜の隙間が360度一定にはならないので、鍬などに打ち込む大きめのクサビで二ヶ所を固定して動かない様にする。
そして、マスキングをして耐火モルタルを施工する。
5、完成
上記で説明の裏技はまだ適用されていないので、焚口下部に隙間はありません。
裏技適用後については アウトドア五右衛門風呂の組み立て方2 を参照ください。
それから、補足として、湯牧民に関する下記貴重な情報を得た。
・(軽トラに積んでキャンプ等で湯牧民を楽しむ場合)
軽トラ荷台から、湯牧民を下ろして直ぐ横にセットしたら、荷台の高さが風呂に入る踏み台の
高さに丁度良く、荷台をシートで囲えばそのまま脱衣場に出来る。
・焚口は閉めずに開けたまま、薪を入れ焚き続け続けた方が空気の吸い込みも良く、
煙突への上昇気流もスムーズになるので、沸く時間も早く出来る。
・湯牧民は煙突が直接外部に出てるので、煙突を延長して長くすると、空気の吸い込みも
良くなり確かに燃焼時間が早くなるけど、煙道が無いので炎が直接煙突の上の方まで上がり
窯内部の温度が煙突の方へ逃げ過ぎるため、効率が悪くなり薪が沢山必要になる。
恥ずかしながら、販売するのみで未だに自分で湯牧民を組み立てた事はない。
今回、O様から湯牧民の詳細な組み立て方の貴重な情報を頂いたので駆け足でまとめてみた。
最後になりますが、
O様、本当にありがとうございました。